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看護師が療養型病棟に転職するメリットとデメリット

更新:2017/07/25

[業種から探す, 転職]

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看護師が療養型病棟に転職すると様々なメリットとデメリットがあります。看護師のメインの職場は急性期病棟である中で、療養型病棟には療養型病棟のやりがいや難しさがあります。急性期病棟と比較しながら検証していきます。

看護師は療養型病棟の特徴をゆったりとしていると思っている

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看護師は療養型病棟の特徴をゆったりとした環境の中で仕事ができること、と思っているケースが多いです。

特に若い看護師は急性期病棟でしんどいから療養型病棟へ転職したいとなっている傾向があります。しかし、実際にはちょっと違っているんですよね。では、療養型病棟の特徴はどういったことなのでしょうか。

ゆったりしているが楽ではない

療養型がゆったりしているというのは事実です。というのも、緊急入院などがないので、病院内の空気としてゆったりとしているのです。

しかし、ゆったりとしているから楽というわけではありません。ゆったりとしていても、仕事として患者様を抱えることも多いですし、おむつ交換などを手伝うケースもあります。

腰に負担がかかりやすい職場でもあるので、注意が必要ですね。

療養型はやりがいがないわけではない

療養型病棟は寝たきりの患者様が多いので、やりがいを感じにくいという声が結構あります。

確かにやりがいを感じにくい職場かもしれませんが、言葉ではない体全体でのコミュニケーションが必要になります。察するという部分になりますね。これが身につくまでにはかなりの年月を要します。

療養型病棟にこそ看護師の喜びがある

療養型病棟には、看護師にとっての喜びである、患者様への手厚い看護を行いやすい職場です。長期的な入院も多いため、そのプログラムを作成し、実践していくことも可能です。

ただ、寝たきりの患者様や意思の疎通が難しい患者様もいますので、日々勉強していくことが大切です。豊富な経験があればあるほど、それを活かせる職場です。

看護師は療養型病棟に転職するとメリットに感じるのはどういったこと?

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看護師が療養型病棟に転職する時にはどういったメリットを感じるのでしょうか?いろいろと感じることもあると思いますが、急性期病棟と比較したメリットを挙げていきます。

残業が少ないのでプライベートの予定が立てやすい

療養型病棟は、緊急入院や急変がほとんどないため、急遽残業が発生することは少ないです。よって、残業でプライベートの予定をキャンセルするケースが少ないのです。

予定を組みやすいのは大きなメリットと言えますよね。プライベートだけでなく、保育園に子供を預けて仕事をしている看護師にとっても、大きいです。

だって、残業が多い職場だと、みんなからの厳しい視線を感じながら、子供を迎えに行くことになりますからね。

柔軟なシフトを組んでもらいやすい

看護師は看護配置基準によって、勤務形態に制限があります。

例えば、月の夜勤時間を何時間以内にしないといけない、というものなどがあるため、病院側もいくら看護師が希望しても、シフトに入れることができない場合があります。

これは急性期になればなるほど厳しくなります。ということは、療養型であればそれ程厳しくないのです。

よって、夜勤を多く入りたい看護師、夜勤に入りたくない看護師が、希望を受け入れられる可能性が高いのです。もちろん、病院の状況によりますけどね。

高度な看護技術を必要としない

勉強しなくて良いということではありませんよ。あくまで高度な看護技術を必要としないだけです。基本的には経過を観察しながら、出来る看護を提供するということになります。

寝たきりの患者様になると、できることが限られてきます。その中で、どういった看護を行っていくかを探していく難しさはありますけどね。

看護師は療養型病棟に転職するとデメリットに感じるのはどういったこと?

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看護師が療養型病棟に転職した場合にデメリットに感じることは以下の点です。

時間が経つのが遅い

これは若い20代の看護師などに多いですね。なかなか時間が経たなくて、1日が長いというものです。これは、仕事量が少ないというよりも、変化がないことから生じる現象です。

仕事にはメリハリが大切ということですね。療養型病棟では、3年以上勤務すると分かってきますが、その前に物足りなくて辞めてしまう看護師が多いです。

給与が少ない

急性期病棟は残業が多いことで、給与が高くなるケースが多いです。その逆で療養型病棟は給与が安くなるのですが、実はベースとなる給与はそれ程変わりません。

仕事量に対する給与で考えると、そんなに安いということはないのですが、金額で言うと確かに安くなりますね。

腰を悪くする可能性が高い

看護師の仕事はどこでも腰の負担は大きいのですが、腰を痛めやすい職場として療養型病棟が挙がっています。患者様を抱えたりするケースが多い仕事なので、仕方ない面がありますよね。

ただ、これに関しても、バタバタと動き回ることは少ないので、無理な体制で腰を痛めることは少ないです。

よって、腰の負担が少ない仕事の仕方を勉強すると、案外急性期病棟よりも腰の負担が軽くなりますよ。

療養型病棟はこんな看護師の方におすすめ

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療養型病棟におすすめな看護師を簡単に紹介します。

おっとりとした性格

どんどん仕事をしていきたいチャキチャキタイプだと、療養型病棟の雰囲気にそもそも合いません。仕事をしていても、遅いペースにイライラしてしまうでしょう。

おっとりとした性格の看護師が、じっくりと患者様と向き合う、そういった姿勢が大切です。

患者様と長く接していきたい看護師

患者様と接する時間が短い、それを不満に思って急性期病棟を退職する看護師がいます。そういった看護師には最適な環境と言えます。

しかし、療養型病棟では寝たきりの患者様が多いことから、じっくりと接するといっても難しいのでは?と思ってしまうかもしれません。

より高度なコミュニケーションスキルが必要になるでしょうね。

看護師が療養型病棟に転職すると成功しやすい事例

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看護師として5年以上の病棟経験がある中で転職

看護師として5年以上の経験がないと、患者様の容態の変化に気づくことができません。

ママさんナースで心にゆとりを持ちながら仕事がしたい

療養型病棟の場合は空気自体がゆったりとするため、心のゆとりは持ちやすい環境になっています。

40代半ばを過ぎて定年までの職場を考えている

40代の半ばを過ぎると、50代の仕事が心配になります。特に急性期で仕事をしていると、体力的な心配がついてきます。

心配しながら仕事を続けるよりも、思い切った転職の方が、精神的に楽になることがあります。こういった気持ちでの療養型病棟への転職は、成功しやすくなっています。

しかし、初めての転職であったり、急性期からの転職の場合は、まずは療養型病棟ってどういったところなのかを把握することが大切です。

各々の病院によって違いがありますので、看護師転職支援サイトを活用すると良いでしょう。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
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