看護師慢性期病院（療養型病院）の転職（辞める）理由

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更新：2017/09/12

看護師慢性期病院（療養型病院）の転職（辞める）理由の中で多いのは、思っていた内容と違うということです。

ではどういったことが思っていた内容と違っているのでしょうか？慢性期病院（療養型病院）の選択の難しさを説明します。

この記事の内容はこれ！

慢性期病院（療養型病院）の看護師の転職（辞める）理由は介護職との関係

慢性期病院（療養型病院）の看護師は転職（辞める）理由として、思っていたことと違った、という言葉を吐くことが多いです。では、ここでいう思っていたことと違うというのはどういったことなのでしょうか？

慢性期病院（療養型病院）は楽、というイメージを持ち、転職先として希望する看護師がいます。確かに、急な入退院はありませんし、急変も起こることは少ないです。

時間的な面ではゆとりがあると言えますが、決してイコール楽な仕事ではないのです。患者様を抱えることが多いため、肉体的な負担は多いです。

腰にも負担がかかるため、結果的に腰を痛めて転職する看護師もいます。こうなってくると、今後の仕事にも影響が出てしまいますので、後悔している方が結構いますね。

慢性期病院（療養型病院）もきつい仕事であることを認識し、腰を痛めないように予防をするなどの心がけができる看護師でないと、長続きしないかもしれません。

慢性期病院（療養型病院）は患者様とゆっくりと関われると思って、転職してくる看護師がいます。そういった認識の方は結構多いんですよね。

しかし、実際のところは寝たきりの患者様が多く、じっくりと関われる時間があったとしても、なかなかコミュニケーションが取れないということになりがちです。

経験が浅い看護師では、余計に時間を持て余し、やはり急性期が良い、と思い直して転職するケースが多いのです。

慢性期病院（療養型病院）であっても年収のベースが大幅に安くなることはありません。しかし、結果的に給与が安いと感じることが多いです。

理由は明確で、夜勤や残業が少ないことが挙げられます。まず、慢性期病院（療養型病院）は夜間の看護師の配置人数が少ないです。

ということは必然的に夜勤につく看護師数が少なくなるため、看護師1人あたりの夜勤回数が少なくなってしまうことが多いです。

そして、残業に関してもないわけではありませんが、やはり急性期病院と比べると少ないです。1日1時間少ないと、月給で数万円の違いが生じますので、年収で考えると結構な違いになります。

慢性期病院（療養型病院）への転職を考えている看護師の方が気をつけることはどういったことでしょうか？

慢性期病院（療養型病院）はスキルとしては、急性期病院と比べると簡単なものしか求められていないようなイメージがありますが、そうではありません。

コミュニケーションの取りにくい患者様のケアには、より高度な能力が必要です。それは患者様との関わりの中で身につくものですので、急性期病院での経験が必要なのです。

慢性期病院（療養型病院）は、患者様の入院スパンが長く、また完治しないケースも少なくありません。長い目で見ることができないと、慢性期病院（療養型病院）の看護に対し、やりがいを見いだせなくなってしまいます。

そして、自分自身のスキルアップに関しても、すぐに身につけることができる技術というのが少ないため、根気がいります。結果をすぐに求めてしまう方は向かないと言えますね。

慢性期病院（療養型病院）への転職を考えている看護師は、看護師転職支援サイトを有効活用することが大切です。仕事内容や看護部長が求めている人物像などを詳しく聞いておくことが大切です。

多くの情報を収集することで、慢性期病院（療養型病院）のイメージを明確にすることができ、自分自身が行っていきたい仕事かどうかを、入職前に知ることが出来るのです。

特に今まで急性期病院で仕事をしていた看護師は、慎重に情報を集めた方が良いですね。

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