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看護師が健診センターに転職するなら、その職場の特徴やメリット・デメリット、向き不向きや注意点をチェック!

更新:2023/03/31

[転職]

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看護師が健診センターに転職するなら、健診センターの特徴や健診センターに転職するメリットやデメリット、向いている人、求人選びの注意点を確認しておきましょう。

この5つのことを確認してから転職すれば、転職後に「健診センターなんて辞めておけば良かった」という後悔をなくすことができるはずです。

看護師が健診センターに転職するなら、健診センターの特徴を知りましょう

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看護師が健診センターに転職するなら、健診センターの特徴を知っておきましょう。健診センターの特徴は3つあります。

健診センターでは採血業務が中心であることが特徴

健診センターの特徴の1つ目は、健診センターでは採血業務がメインの仕事になることです。健診センターの看護師は、健診業務です。

身長・体重・血圧・腹囲測定、視力・聴力測定、乳がん検診の介助などの業務もありますが、採血を担当することが多く、1日100人以上の採血をしなければいけないこともあります。

健診センターの特徴は健康な人を対象に働くこと

健診センターの特徴は、健康な人を対象にして働くことです。健診を受診しに来る人は、特に病気や怪我で困っておらず、日常生活を問題なく送ることができている人です。

そのため、治療は行いませんし、受診者は患者さんではなく、お客様になります。

健診センターでは巡回健診があることも特徴の1つ

健診センタ―では、巡回検診があるところもあります。これも、健診センターの特徴と言えるでしょう。

健診は健診センター内で行われることもありますが、企業や地域のコミュニティーセンターに出向いて、移動検診車などを使って検診を行うこともあります。

そのため、職場は健診センター内だけではなく、それほど遠くないにせよ出張のような形で働かなくてはいけないこともあるのです。

看護師が健診センターに転職する4つのメリット

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看護師が健診センターに転職するメリットは何でしょうか?健診センターに転職する4つのメリットを確認しておきましょう。

健診センターで働くと、日勤のみの勤務になることがメリット

健診センターで働くメリットの1つ目は、日勤のみの勤務になることです。健診センターは夜勤はありません。

健診は、基本的に日中に行われます。1泊2日での健診もありますが、健康な人が治療のためではなく健診のために入院するのですから、特に看護師が夜間に働く必要はないのです。

そのため、健診センターに転職すると、日勤のみで働けるのです。

また、1日の受診者数は決められているので、「忙しすぎて残業」ということもなくほぼ定時で退勤できます。

健診センターのメリットはカレンダー通りの休日になること

健診センターのメリットの2つ目は、カレンダー通りの休日になることです。健診センターでは日曜祝日はお休みなります。

土曜日は健診センターによっては時々出勤になることもありますが、お休みを貰えることが多いので、ほぼカレンダー通りの休日になります。

そのため、家族や友人と予定を合わせやすく、プライベートが充実しやすいのです。

健診センターで働けば、「平日の休日を1人で寂しく過ごす」ということはなくなるでしょう。

健診センターでは体力的に楽なこともメリットの1つ

健診センターのメリットは、体力的に楽なこともあります。看護師の仕事は、基本的に立ち仕事です。忙しくて、座る暇がなくて、ずっと立ったまま、歩き回っていることが多いんです。

しかも、病棟で働いていると、患者さんの体位交換やオムツ交換、移動介助など力仕事が多いですよね。体力的にきつくて、腰痛を発症したり、体調を崩す人も多いと思います。

でも、健診センターは力仕事はありませんし、業務の中心である採血は座って行いますので、一般的な看護師の仕事と比べて、体力的に楽なのです。

健診センターは精神的なプレッシャーから解放されることもメリットです

健診センターのメリットの4つ目は、精神的なプレッシャーから解放されることです。病棟で働いていると、医療行為が多いですし、「私の1つのミスが患者さんの命を奪ってしまうかも」というプレッシャーを感じながら働かなくてはいけません。

健診センターは健康な人を対象にして働きますので、命にかかわるような医療行為はありませんし、「人の命を預かっている」というプレッシャーを感じずに働くことができるのです。

看護師が健診センターに転職する5つのデメリット

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看護師が健診センターに転職するデメリットは5つあります。健診センターに転職するメリットだけではなく、デメリットもしっかり知って、納得してから転職するようにしましょう。

健診センターに転職するデメリットは看護スキルを使わないこと

健診センターに転職するデメリットの1つ目は、看護スキルをを使わないことです。

健診センターでは採血は行いますが、それ以外の静脈注射や導尿、吸引などの基本的な看護スキルは使いません。

そのため、健診センターで働くと、採血のスキルは上達するものの、そのほかのスキルは衰えてしまったり、忘れてしまうことがあるのです。

健診センターで長く働いていると、今まで身につけた看護スキルを忘れてしまうので、病棟に戻りにくくなってしまうのです。

そういう意味では、健診センターに転職すると、その後の転職先が狭くなることも健診センターに転職するデメリットの1つと言えるかもしれません。

健診センターでは同じ作業の繰り返しであることもデメリットの1つ

健診センターのデメリットの2つ目は、仕事が同じ作業の繰り返しで、単調になってしまうことがあることです。

半日はただひたすら採血、午後はひたすら腹囲測定、最後にひたすらデータ入力などの仕事パターンが多いので、人によってはやりがいを感じない、単調作業でつまらないと思うようになるんです。

黙々と作業をこなすのが好きな人にとっては、苦にならないかもしれませんが、看護師としてやりがいを感じながら働きたいという人にとっては、健診センターの仕事はつまらなく感じてしまうかもしれません。

健診センターのデメリットは給料が低めになる

健診センターのデメリットの3つ目は、給料が低めであることです。健診センターに転職すると、多くの人は給料が下がってしまうと思います。

日勤のみで残業も少ないですし、病棟に比べて給料水準が低めであることが多いので、どうしても給料が下がってしまうのです。

ただ、「日勤のみで残業なし」という働きやすい条件であることを考慮すると、額面では給料が下がっても、「割がいい」と感じる人は多いかもしれません。

巡回健診の場合、朝が早いこともデメリットになります

健診センターのデメリットの4つ目は、朝が早いことがあることです。巡回健診は県をまたいでまで行うことはありません。

巡回と言っても、そこまで遠くなく、車で移動できる範囲での巡回健診になります。

ただ巡回健診があると、車での移動時間を考えると、朝早くに出勤しなければいけないこともあります。

例えば、健診のスタートが8時30分だったとしても、通常は車で30分程度かかるところなら、渋滞の可能性も考えて1時間前には健診センターを出発しなければいけません。

しかも、巡回健診の場所に到着してすぐに健診をスタートできるわけでなく、物品の配置などの準備をしなければいけません。そのため、7時には出勤しなければいけないこともあるんです。

日勤のみの仕事とはいえ、朝7時出勤が続くと、ちょっと辛いですよね。ちなみに、私が巡回健診のバイトをした時は、「朝7時に現地最寄り駅に集合」ということが多かったですね。

常勤だと健診センターから、巡回健診車で向かうことになりますので、さらに集合は早くなると思います。

健診センターのデメリットは、接遇が厳しいこと

健診センターのデメリットの5つ目は、接遇が厳しいことです。健診センターの受診者は、患者さんではありません。お客様です。

そのため、受診者にいつものように患者さんに接するように接したら、クレームが来る可能性があります。接客業の人のようにいつも以上に丁寧に接しなければいけません。

医療施設から健診センターに転職すると、この接遇に戸惑うことも多いですし、健診センターによってはホテル研修を受けさせるようなところもあるほどです。

看護師が健診センターに転職するなら、向いている人の3つのタイプを知りましょう

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看護師が健診センターに転職するなら、向いている人の3つのタイプを知りましょう。健診センターへの転職はどんなタイプの看護師さんが向いているのでしょう?

健診センターに向いているのは家事や育児と仕事を両立したい人

健診センターに向いているのは、家事や育児と仕事を両立したい人です。

健診センターは日勤のみの勤務で、残業もほとんどありません。しかも、日曜祝日はお休み、土曜日もお休みが多いので、家事や育児と仕事を両立させやすいんです。

また、体力的に楽なことも両立のためには大切ですよね。仕事でクタクタになって帰宅してからの家事。ウンザリします。クタクタの中で子供の世話。体がいくつあっても足りません。

日勤のみ、残業少ない、土日祝日休み、体力的に楽という条件がそろっている健診センターは、家事や育児と看護師の仕事を両立させたい看護師さんに向いている転職先なんです。

臨床に疲れた人も健診センターに向いているタイプ

健診センターに向いているのは、臨床に疲れた看護師さんです。病棟での仕事は体力的にも精神的にもきついですよね。また、土日祝日関係なく、さらに昼夜関係なく働かなくてはいけません。

このような仕事を長年続けていると、「ちょっと疲れたな」と思うこともあるでしょう。そういう看護師さんは、健診センターに転職すると良いですよ。

健診センターの仕事は病棟の仕事とは違いますので、新鮮でリフレッシュできますし、病棟と比べると楽に働けます。

臨床での疲れをいやしたい、もっと余裕を持って働きたい人には、健診センターが向いていると言えるでしょう。

健診センターは採血好きの看護師さんが向いている!

健診センターは採血が好きな看護師さんが向いています。健診センターの看護師は、採血が主になりますので、採血が好きという看護師さんには、天職のような場所です。

採血が好きな看護師さんっていますよね。普通の採血はもちろんですが、ちょっと血管が見えにくいような人の採血を一発でサクッとできた時に快感を感じるような人です。そういう看護師さんは、健診センターに向ていると思います。

看護師が健診センターに転職する時の求人選びの3つの注意点

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看護師が健診センターに転職する時には、どのような求人を選べば良いのでしょうか?健診センタ―の求人選びの注意点を3つご紹介します。

求人選びの注意点は健康相談を担当するかどうか

健診センターの求人選びの注意点の1つ目は、健康相談を担当するかどうかです。

健診センターの看護師は、基本的に健診の介助を行いますので、同じような作業の繰り返しになります。

でも、健康相談を担当することができたら、同じような作業の繰り返しになりませんし、予防医学にも携われますので、やりがいを感じることができますね。

看護師の資格だけで健康相談の業務を主に行えるところは少ないですが、保健師の資格を持っている人であれば、健康相談の業務も行うことができます。

また、看護師の資格だけでも、健康相談の業務を少し担当できるところもありますので、求人探しの時にはこだわってみると良いでしょう。

巡回健診が多いかどうかも求人選びの注意点です

巡回健診が多いかどうかも、求人選びの注意点になります。

巡回健診が多いと、集合時間が早くなる可能性がありますので、育児と両立したい人は、少し無理が出てくる可能性があります。

また、いつも違う場所で働けることは新鮮さも出ますが、不慣れな環境で働くと、それがストレスになることもありますよね。

特に、巡回健診は単発バイトの人が多くいますので、不慣れな環境、不慣れな人と一緒に働くのが苦手という人は、巡回健診が少ないところで働くと良いでしょう。

病院付属の健診センターかどうかも注意点の1つ

健診センターの求人を選ぶ時の注意点、3つ目は病院の付属の健診センターかどうかです。

病院に付属の健診センターで働くと、万が一「やっぱり健診センターは私には無理」と思った時に、転職ではなく、付属の病院に異動すれば良いので、転職活動をする必要がありません。

短期間で、前の職場→健診センター→新しい職場と転職を繰り返すと、「また短期間で転職するのかな」と思われてしまいます。それに、転職活動ってめんどうですよね。

病院付属の健診センターなら、異動で済みますので、転職活動をする必要はありませんし、履歴書に傷がつくこともないのです。

健診センターに興味があるけれど、ちょっと不安だなと思う看護師さんは、病院付属の健診センターを選ぶと良いかもしれません。

まとめ

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健診センターの特徴と、看護師が健診センターに転職するメリット・デメリット、向いている人、注意点をまとめました。

健診センターに転職するなら、転職サイトを使うと良いですよ。

転職サイトなら、健診センターの求人をたくさん扱っていますし、健康相談の業務があるか、巡回健診が多いか、病院付属かどうかを調べて、あなたの希望に合った求人を紹介してくれるのです。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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