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新人看護師が外来で働く仕事内容と6つの注意点

更新:2023/04/24

[新人看護師]

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新人看護師が外来で働くのは、とても珍しいことです。ただ、新人看護師でも外来で働くことはあります。

新人看護師が外来で働く時の仕事内容や役割、注意点を解説します。

新人看護師は外来で働くこともできます

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新人看護師が外来で働くことは、とても珍しいです。基本的に、新人看護師は病棟に配属になります。有無を言わさず、入職したら病棟に配属する病院もたくさんあります。

しかし、新人看護師が外来に配属になることもあります。自分から外来配属を希望して、外来で働くこともありますし、病院側の人員の都合で新人看護師でも外来に配属になることもあります。

健康上の理由や家庭の事情などで夜勤に入れない新人看護師は、「新人看護師は絶対に病棟に配属になる」と思い込まずに、新人看護師が外来で働きたい時には、外来に配属してくれる病院を選ぶようにしましょう。

新人看護師の外来での仕事内容は幅広い

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新人看護師が外来で働くことになった場合、どんな仕事内容や役割があるのか気になると思います。

まずは診療の介助

新人看護師が外来で働くと、まずは診療の介助からスタートすることが多いです。

診察室に入って、医師の診察について、医師が診察しやすいように患者さんの体位を整えたり、診察に必要な薬品や器具を用意したりなどです。

また、指示された採血や点滴、処置を行うこともあります。

生活指導や健康指導

患者の病状と自宅での生活状況を考えて、生活指導を行うこともあります。この生活に基づいた健康指導を行うことが、外来看護師の特徴的な仕事と言えるかもしれません。

ただ単にマニュアル通りの指導をするのではなく、患者1人1人の生活環境の違いを考慮して、指導をしなければいけないので、柔軟な対応力が求められます。

患者の生活環境と病状から的確なアセスメントをして、患者が無理なくできるような生活指導を行っていかなくてはいけません。

外来の看護師の役割は、患者が安心して自宅療養できるように援助することですので、外来での生活指導や健康指導は外来看護師の重要な仕事の1つです。

新人看護師にとっては、的確なアセスメントや患者に合わせた生活指導は難しいことも多いです。

しかし、新人看護師が外来で働くなら、勉強しながら少しずつでもできるようにならなくてはいけません。

外来から緊急入院になった時の対応

外来受診をして、想像以上に状態が悪いと、そのまま緊急入院になることがあります。その対応をするのも、外来看護師の仕事です。

病棟へ移動するまで、医師から指示された処置を行い、必要なアナムネを取り、病棟に連絡を入れて、時間調整をして、病棟に連れていき、申し送りをする。こういったことも、外来看護師は行います。

部署によっては専門的な仕事をすることもある

外来と言っても、部署によっては専門的な仕事を行うこともあります。例えば、内視鏡センターに配属になれば、内視鏡介助を専門に行うこともあります。

また、化学療法室で化学療法の看護を行うこともありますし、IVR室ではIVRの介助や心カテの介助を行います。

新人看護師が外来で働く時の6つの注意点

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新人看護師が外来で働く時の注意点を見ていきましょう。新人看護師が外来で働く場合の注意点は6つあります。

外来だから楽なわけではない

新卒看護師の中には、「外来=病棟よりも楽」と思っている人がいるかもしれません。しかし、それは誤解です。

その理由は、先ほどの外来での仕事を見てもらえばわかると思います。外来の看護師は幅広い知識と技術が要求されます。

しかも、その日のうちに自宅に帰ってしまうので、その日にきちんと的確な看護をしなければいけません。「明日でも良いか」ということができないのです。

だから、新卒看護師が外来を楽という理由で選ぶのは、おすすめできません。

外来は楽しいというのは誤解

新人看護師は、外来なら楽しく働けると思っている人も多いと思います。

外来の患者さんはみんな自立していて、病棟に比べると元気だし、楽しくおしゃべりをしながら働ける。このように思っているのではないでしょうか?

同じような外来業務であるクリニックでの仕事も楽しいと思って、クリニックを志望する新卒看護師さんもいますよね。

確かに、外来の患者さんはADLが高いですし、コミュニケーションもしっかり取れることが多いです。

しかし、だからこその苦労もあるのです。外来では待ち時間が長いです。そのことに不満を感じて、クレームを言ってくる患者さんはたくさんいます。

病棟ではクレームを言う元気がない患者もいますが、外来ではそうはいきません。

また、入院中はクレームを言うことを遠慮するような人でも、外来なら文句を言って、次回からは違う病院に行けば良いだけなので、どんどんクレームを言う人が多いのです。

だから、外来やクリニックなら仕事が楽しいというのは、間違いなのです。

病棟勤務以上の覚悟と努力が必要

新人看護師が外来で働く時には、病棟で働く場合以上の覚悟と努力が必要です。新人看護師の多くが病棟で働くのは、病棟が一番看護師として成長しやすい職場だからです。

もちろん、外来でも看護師としての基礎を身につけ、成長していくことはできます。

しかし、病棟と比べると、重症患者の看護や日常生活援助などを経験することができませんし、医療行為の機会も少なめなので、成長速度は遅くなります。

さらに、先ほど外来では的確なアセスメントと1人1人に合わせた生活指導をしなければいけないと述べましたが、これは新人看護師には荷が重い仕事です。

それでも、外来で働く以上、新人看護師と言えども、できるようになる必要があります。

こういったマイナスポイントをカバーし、荷が重い仕事をできるなるためには、あなたの覚悟と努力が必要です。

積極的に先輩に指導してもらったり、看護技術を経験できる機会があったら、優先的にやらせてもらえるようにお願いしたりしましょう。

生活指導はできる限り先輩看護師が指導する場面に立ち会わせてもらったり、先輩が指導したケースを自分なりにアセスメントして、先輩に確認してもらうのも良いでしょう。

さらには、自主的に勉強していくことも必要です。院内研修や院外研修に参加して、少しでも新人看護師として成長していけるように頑張る必要があります。

スキルアップも視野に入れながら働こう

新人看護師が外来で働く時には、スキルアップを視野に入れて働きましょう。

外来では、認定看護師や専門看護師など高いスキルを持ち、仕事へのモチベーションが高い看護師がいる一方で、プライベート重視で現状維持で十分というあまりやる気のない看護師もいます。

やる気がない看護師のほうが多い外来もあります。そういった先輩看護師と一緒に働いていると、あなたもそちら側に流されてしまう可能性があります。

新人看護師の時から、「適当でいいや」と思いながら働いていたら、まったく成長できません。

だから、新人看護師が外来で働くなら、最初からスキルアップを視野に入れて、認定看護師や専門看護師を目指すつもりで働いたほうが良いでしょう。

本当なら、2年目や3年目になってからスキルアップを考えていくものですが、外来で働く場合は、新人看護師の頃からどんどんスキルアップを視野に入れて働くようにしましょう。

新人看護師の教育制度がある病院を選んで

新人看護師が外来で働きたいなら、新人看護師向けの教育制度がある病院を選んでください。新人看護師の中には、外来で働こうかクリニックで働こうか迷っている人もいると思います。

外来かクリニックかで迷っているなら、外来で働くことをおすすめします。なぜなら、外来は新人看護師向けの教育制度があるところが多いからです。

新人看護師向けの教育制度ある病院の外来なら、外来で働いているだけでは身につけられない知識・技術を研修で勉強することができるので、成長速度が変わってきます。

こういった理由があるため、新人看護師はクリニックではなく外来で働くべきですし、病院の中でも新人看護師向けの教育制度がある病院を選んでください。

毎年、新人看護師を定期的に採用しているような中~大規模な病院なら新人看護師の教育制度は充実していると思います。

可能なら病棟勤務は1度は経験しておこう

外来で働きたい新人看護師は、もし可能な状況になったら、1度は病棟で勤務することを考えておきましょう。

やはり、病棟経験があると、長期的に看護を考えられるようになりますし、看護過程を考えながら看護をする思考を身につけられますので、看護師として成長していけるのです。

どうしても夜勤に入れないのなら、日勤常勤として病棟で働くという選択肢もあります。

病棟から外来へ異動するのが一般的ですが、外来から病棟へ異動するのも珍しいことではありません。

新人看護師が日勤常勤として病棟で働くのは難しいかもしれませんが、外来で一人前になってからなら、病棟で日勤のみで働くことは十分に可能だと思います。

まとめ

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新人看護師が外来で働く時の仕事内容・役割と注意点をまとめましたが、いかがでしたか?どうしても病棟で働けないという新人看護師は、外来を選ぶと良いと思います。

ただ、外来では幅広い知識や技術が要求されますし、病棟と比べ楽しいわけではないのです。また、成長しにくいのも事実です。

だから、自分で努力すると共に、新人看護師の教育制度が整っている病院を選ぶようにしましょう。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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