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看護師が小児科に転職、押さえておくべき仕事の特徴やメリット・デメリット、向き不向きや注意点はこれだ!

更新:2017/03/13

[科目から探す, 転職]

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看護師が小児科に転職する場合にはどのような仕事の特徴、メリット・デメリット、向き不向き、注意点があるのでしょうか?

小児科に転職した後のイメージを膨らませることができるように、説明していきます。

看護師が小児科に転職するなら、まずは仕事の特徴から!

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看護師が小児科に転職するなら、まずは仕事の特徴を知っておくことから、ですよね。小児科の仕事の特徴にはどういったことがあるのでしょうか?

小児科の看護師は仕事の特徴として高度なスキルが求められる?

小児科の看護師は採血・点滴・注射などの看護師スキルが高くないと難しいという、仕事の特徴があります。それは、子供の場合血管が細く採血・点滴・注射がしにくいためです。

更に、子供の場合は注射をする時に泣き出すケースも少なくなく、親が過敏に反応することもあります。よって、採血・点滴・注射を子供に行う場合、失敗するとクレームに繋がるケースが多いです。

こういったことを踏まえて、小児科の看護師の仕事の特徴は、まずは採血・点滴・注射が問題なくこなせることが大切と言えます。

小児科の看護師の仕事の特徴は対応力が求められること

小児科の看護師の仕事の特徴は、対応力が求められるケースが多いことです。ここでいう対応力とは、子供に対する部分もありますが、親に対する対応力もあります。

子供に対しては、いかに素直に診察を受けてもらえるようにするか、それが難しい場合は子供が動かないように押さえておくなど、状況によって様々な対応をしていく必要があります。

また、親に対する症状の確認や説明業務も小児科の看護師にとって大切な業務の1つです。通常は病気や怪我などで診察を必要としている本人への対応なので、症状の確認などもしやすいですが、小さな子供の診察の場合、症状の確認から説明まで親に対して行うことになります。

親からすると自分自身の身体のことではなく、ましてや大切な子供のこととなると少しでも納得できない説明があると、執拗に質問が返ってくることも珍しくありません。

医師は他の患者様の診察もどんどん行っていかなくてはいけないため、看護師が医師に変わって説明するケースも多いのです。

こういった仕事の特徴もあることを知っておきましょう。

小児科では看護師の残業が多くなりやすい仕事上での特徴がある?

小児科では看護師の残業が結構多い、という特徴があります。1日1〜2時間の残業は珍しくないのです。これには2つの小児科の特徴が影響しています。

小児科は患者様が当然子供ですが、子供の場合診察において親からのヒアリングを行っていき、更には子供がなかなか素直に診察を受けてくれなかったりするため、診察時間が長くなる傾向があります。

そして、診察後に親に説明をしたり、採血・点滴・注射などを行ったりするのが看護師であるため、看護師も診察が終わるまで帰れません。

こういった仕事の特徴から、残業が多くなっているのです。

そして、もう1つの理由は、子供が幼稚園や小学校から帰ってきた後で、急な発熱などにより夜診に駆け込むケースが多いことです。よって、診察終了時間間際の来院が多く、なかなか診察終了時間で診察が終わらないため、残業に発展してしまうのです。

小児科では、仕事上の特徴からどうしても残業が多くなるケースが多いことは知っておくようにしましょう。

看護師が小児科に転職する場合のメリット

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看護師が小児科に転職する場合のメリットにはどういったことがあるのでしょうか?

メリット1:クリニックでの正社員の求人が多い

看護師の職場として多いのは、病院とクリニックですよね。小児科の特徴は、病院の求人が少なく、クリニックの求人が多いことです。これは、単純に小児科を専門としている病院自体が多くなく、クリニックが中心になっているためです。

よって、小児科で働きたいとなると、自然とクリニックへの転職が中心になります。更に、小児科は専門性が高い科目になりますし、上記でも説明したように残業が多い職場でもあるため、正社員の求人が多くなっています。

クリニックで正社員の求人というのは、全体的に少なくなっているため、クリニックで正社員で勤務したいと考えているのであれば、小児科を選択することは大きなメリットがあると言えます。

メリット2:専門性が高いため転職がしやすい

小児科というのは専門性が高い科目であるため、小児科での看護師スキルを身につけておけば、小児科への転職はしやすいというメリットがあります。

つまり、小児科経験者優遇、という求人が多く、経験があれば転職を考えた時に採用されやすいのです。

病院の病棟などは看護師の求人が非常に多いため、転職が難しいということはないですが、クリニックで正社員で転職しようとなると、なかなか難しいものです。

よって、クリニックの中でも何か専門性が高い診療科目で経験を積み、その診療科目のスペシャリストな看護師になることが、転職で困らないために大切なことと言えます。

その候補となるのが小児科なのです。

メリット3:給与がある程度高い、もしくは昇給しやすい

小児科はクリニックで正社員の求人が多いことがメリット、と上記で述べましたが、更に給与面においても高い、もしくは昇給が結構あるケースが多いです。

というのも、小児科の場合は残業もですが勤務時間がそもそも長いというケースも多いためです。クリニックの正社員求人をよくよく見てみると、実は給与が安い代わりに勤務時間も短いケースが多いのです。

例えば、午前診が4時間、午後診が3時間であれば、合計7時間勤務ですよね。水曜日の午後、土曜日の午後、日祝休みとなれば、週の労働時間は36時間以下です。通常38〜40時間になっているケースが多いので、クリニックの正社員求人は勤務時間が短いという特徴もあるのです。

これが小児科になると、予防接種など診察時間以外にも対応しなければいけないことがあるため、午前診、午後診の間に検査や予防接種の時間を設け、その時間帯も勤務時間になります。

結果として週40時間付近の勤務時間となり、月給も高めに設定していることになるのです。

勤務時間が長いから給与が高いのであれば、メリットと言えないんじゃないの?と思われる方がいるかもしれません。

しかし、月々生活していくことを考えてこれだけの給与が欲しい、というものがある方は、勤務時間が長くても希望する給与に届いていることが大切なのです。

となると、小児科は自分の給与で生活していかなくてはいけない独身、もしくはシングルマザーの方にはメリットが生じる可能性が高いと言えるでしょう。

看護師が小児科に転職する場合のデメリット

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看護師が小児科に転職する場合のデメリットにはどういったことがあるでしょうか。

デメリット1:離職率が比較的高いケースが多い

小児科の場合、離職率が高い職場が多く、これが小児科で勤務するかどうか迷われる大きなデメリットになっています。

主にクリニックになりますが、小児科の場合は院長がこだわりの強い方が多いという傾向があります。

診察方針から看護師の役割、クリニックのあり方など、患者様目線というよりは院長の目線で打ち出しているケースが多いのです。

そういった部分に対して、ついていけるかどうかが大きな問題となってきます。もちろん、経営者は院長ですので、院長の考えに則ってというのは当たり前のことですが、こだわりが強すぎるとなかなか合わせることが難しいです。

その結果として、早期退職であったり、院長と衝突して突然退職したりするケースもあります。

院長との相性というのは、クリニックで勤務する際にはもともと重要な項目ですが、小児科の場合はより一層重要と言えるかもしれません。

デメリット2:バタバタとした忙しい環境が多い

小児科は バタバタとした忙しい環境が多く、体力的にきつい職場であることが多いです。診察介助もですが、待合室がごった返していることも多く、順番待ちの整理や感染症患者の隔離など、診察外の対処に関してもいろいろと行うことが多いのです。

こういったことを全てこなしていこうと思うと、常に走り回っているような感じになります。更に、上記の仕事の特徴でも述べたように、親への子供の症状の説明や注意点などを丁寧に伝えることが必要になります。

よって、忙しくてバタバタしている中で、丁寧に対応していくことが求められるため、精神的にも疲れることが多いようです。

肉体的にも精神的にもタフさが求められる、逆にそういった面を持ち合わせていないと、小児科はデメリットしかないと言えるかもしれませんね。

小児科の仕事に向いている看護師ってどんな人?

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小児科の仕事に向いている看護師ってどんな人なのでしょうか?

子供が好きすぎない方のほうが小児科の仕事に向いている?

小児科を希望する看護師は子供が好きだから希望する、というケースが多くそれが当然だと思っている看護師も多いかもしれません。

しかし、子供が好きな看護師が小児科で勤務すると、院長の対応であったり親の子供に対する対応であったりに対して、フラストレーションを感じることも多くなることが予想されます。

子供に対する思いが強ければ強いほど、自分自身の中で最適な行動を考えてしまうため、それと違ったものがあるとモヤモヤしてしまうのです。

親もいろいろな方がいるので、いちいち子供に対する対応などを気にしていると、気持ちが持ちません。小児科の看護師は子供に対する診察に興味がある、好きであればそれで良いのです。

つまり、子供が好きである必要は全くありませんし、逆に子供が好きでない方が仕事と割り切ってその場その場で最善と思われる仕事をこなすことができます。

要領よく仕事をこなせる方が小児科の仕事に向いている?

小児科ではバタバタとした環境の中で、いろいろな業務を同時並行で行っていかなくてはいけないことがあります。

採血・点滴・注射を行うだけでなく、診察介助や待合室の患者様の整理など、診察がスムーズに進むことを考えながら、要領よく仕事をしていく必要があります。

よって、要領よく仕事をこなしていくことができる方が向いていると言えます。

もちろん、要領よくというのは経験を重ねていくことで身につくとも言えますので、最初から完璧でなければいけないわけではありません。

しかし、状況判断に優れていて、仕事の優先順位を考え要領よく仕事をこなしていくのは、センスが問われる部分もありますので、適性があるかどうかはよく考えた上で選択することが必要かもしれません。

看護師が小児科に転職する際の注意点

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看護師が小児科に転職する際の注意点として、どのようなものがあるのでしょうか?

注意点1:自分自身の能力を客観的に見つめることができていること

小児科は上記でも述べてきているように、採血・点滴・注射において得意であることが重要であったり、説明業務が多い、要領よく仕事をこなしていくことが大切など、看護師に求められるものが多い科目です。

そういった能力を自分自身が持ち合わせているかどうかを、客観的に見つめることが大切です。もちろん、最初から全てを持ち合わせていないことも多いと思いますが、それを自分自身が把握できているかどうかが重要なのです。

把握できていれば、例えば面接時に自分の苦手な部分、弱い部分などを伝え、、ある程度理解してもらった上で採用してもらうこともできます。

そういったことを伝えると採用してもらえないのではないか、と思うかもしれませんが、小児科は説明業務なども多いので説明する能力も大切です。

面接時に自分自身についてきちんと説明できることは逆に強みになりますので、まずは自分自身についてしっかりと客観的に見つめるようにしましょう。

注意点2:クリニックが多いため、小児科で安定した職場を探すのが難しい

小児科はクリニックが多いため、病院のように安定した環境で仕事をすることができないケースが多いという注意点があります。

ここで言う安定というのは、福利厚生の面もありますし、給与面に関してもボーナスの面もあります。やはり、組織としてある程度の規模の職場の方が福利厚生もボーナスも安定するのです。

また、社会保険や厚生年金もクリニックではないことも多いため、長く勤務する上で不満に感じることもあります。

小児科はクリニックが多く小規模な職場が多いですが、長く勤務していく職場として考える際には、上記のような面に関しても面接時に確認をし、できるだけしっかりとしているところに転職するようにしましょう。

まとめ

看護師が小児科に転職する際の仕事の特徴、メリット・デメリット、向き不向き、注意点を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

小児科の看護師の仕事の特徴は、何といっても看護師としての高度なスキルが求められることです。

採血・点滴・注射においては、子供が対象となり血管が細い、そして親の目があるということから、失敗しやすいけど失敗してはいけないという環境に置かれてしまいます。

そういったプレッシャーの中で難なくこなしていく能力が必要と言えるでしょう。

また、小児科はクリニックが多いのですが、専門性が高いということから正社員の求人が多く、クリニックで正社員を考えている看護師には嬉しい診療科目と言えます。

給与面に関しても、正社員として自分自身の給与で生活していく必要がある看護師が納得できる金額になっているケースが多い点も小児科のメリットと言えるでしょう。

ただし、その反面離職率が高めというデメリットがあります。院長のこだわりが強いケースが多く、院長との相性の問題が発生しやすいためです。

その他にも非常に忙しい環境になっていることが多い点なども、残業に繋がりやすくなっていますので、デメリットと言えますね。

また、忙しい環境の中でいろいろな業務をこなしていく必要があるため、要領よく仕事をこなしていくことができる看護師が向いていると言えます。

こういった点を把握しながら、小児科への転職を進めていくことが大切です。しかし、実際には小児科のクリニックを探す際に、自分だけではなかなか分からないことも多いです。

例えば、院長との相性と言っても、面接時だけではなかなか本質をつかめるものではありません。

看護師転職支援サイトの転職コンサルタントは、何回も院長とやり取りをしていることも多く、どういった院長かを把握していることも多いです。

こういった生の情報をもとに転職先を探すと、間違いのない転職を行うことができる可能性は高くなりますよ。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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