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看護師が透析を転職先に選択するのってどうなの?

更新:2023/03/29

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看護師が透析を転職先に選択するのってどうなのでしょうか?

透析は専門分野であり仕事内容から勤務形態まで他の職場とは大きく異なってくる点があり、容易に転職先に選択しない方が良いと言えますが、向いている方には天職にもなる職場です。

看護師が透析を転職先に選択する場合の特徴

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看護師が透析を転職先に選択する時の特徴にはどういったことがあるのでしょうか?

まず、透析にはどういった特徴があるかを把握することが大切になりますね。

透析での看護業務は、簡単に言うと透析を受ける必要がある患者様に対する看護業務全般です。

穿刺、抜針、止血、バイタルチェック、透析中の患者様の健康管理、機械の操作などが挙げられます。

一般的な病棟や外来とは業務内容が異なるため、仕事を覚えて一人前になるまでに、約1年くらいかかると言われていますが、仕事を覚えてしまえば比較的単調な業務になることも特徴としてありますね。

また、時間が読みやすく残業が少ないのも特徴と言えます。

逆に1クールが4時間〜6時間くらいと時間が決まっているため、残業は少ないが1日10時間以上の長時間労働の日が週3日あったりするところもあります。

例えば、週3日10時間勤務して、残り2日間が5時間勤務、という透析室の求人なども珍しくありません。他にも週休3日制になっているところもあります。

こういったことから、働く日はしっかりと働いて休む時にはしっかり休む、といったメリハリの効いた仕事ができるというのが、透析の最も大きな特徴と言えるでしょう。

看護師が透析に転職するメリットにはどういったことがあるの?

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看護師が透析に転職するメリットにはどういったことがあるのでしょうか?

日勤のみで高収入が望める

透析は基本的に日勤のみになっていますが、専門分野といった点と変則的な労働時間になっていることが多いことから、高収入になることが多いです。

専門分野ということは、当然ながら透析の経験を積まないと戦力にならず、一人前になるまでに1年くらいはかかります。つまり、それだけスペシャリストであると言えるため、高収入になっているのです。

また、変則的な労働時間になっていることから、残業扱いになっている勤務時間が多くなります。

いわゆる夜勤の扱いと似ているものがありますね。

透析の場合、最も長い勤務時間になると15時間程度のものもあります。通し勤務と言われるもので、早朝から深夜までの透析時間を全て勤務するというものです。

こういった勤務になると、病棟の夜勤と全く勤務時間が変わらないため、それだけ手当もつきます。その結果として夜勤はなくても夜勤を行っているのと同じような収入になるのです。

ライフスタイルに合わせた働き方を選択しやすい

透析で勤務する場合、看護師の働き方は大きく分けると2通りになります。1つは1日の勤務時間が長くお休みが多いパターン。

極端な例を出すと1日12時間以上の勤務を週4日行い、他の3日は休みというところもあります。

これは、透析は1クールの時間が大体4〜6時間と決まっており、何クール1日行っているかによって勤務時間が決まっているためです。

2〜3クール毎日行っている、もしくは週3日以上行っているところであれば、お休みの多い勤務形態を選択することができるでしょう。

逆にもう1つのパターンは休みは少ないが1日の勤務時間が少ないパターンです。9時〜16時休憩1時間の実働6時間×6日勤務、といったところもあるのです。

これは、1クールのみ行っている透析室での勤務の場合の勤務形態です。ママさんナースなどに人気が高い働き方ですね。

このように、ライフスタイルに合わせて働き方を選択できるというのが、大きなメリットと言えます。

パートでの勤務もしやすい

透析は専門分野で経験がないとなかなか戦力にならない分野です。

ということは、パートでの勤務に関しても、やはり経験者でないと難しいということから、逆に透析経験がある看護師のパート勤務は融通が利きやすい傾向にあります。

例えば週3日9時〜15時勤務などのママさんナースが希望しやすい働き方も、透析室であれば比較的可能なケースが多いです。

また、フルタイムではなく空いた時間に勤務するといった働き方でも、月給20万以上稼ぐことも可能です。

よって、例えば日中学校などに通いながら夕方から深夜にかけて週3〜4日働いて生計を立てるというのも可能なのです。

透析経験があることで、様々なライフスタイルを計画することができるようになる、というのも大きなメリットの1つですね。

看護師が透析に転職するデメリットとして考えられることは?

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看護師が透析に転職するデメリットとして考えられることにはどのようなことがあるでしょうか?

透析以外に転職しにくくなる

透析は専門分野になりますので、当然ながら身につくスキルも特殊なものになります。

病棟や外来での勤務とは異なってきますので、透析に長く関わると透析以外の職場に転職しにくくなるという傾向があります。

また、仕事内容だけでなく収入面も透析以外に転職出来なくなる理由の1つになっています。透析は専門分野であるため、比較的高収入になっています。そして夜勤がないという特徴があります。

夜勤なしで透析時代と同じ収入を得ようと思うと、そういった看護師の仕事はなかなかありません。強いて言えば美容クリニックや訪問看護などがありますが、どちらも専門分野として各々の経験があっての高収入です。

そして、美容クリニックはオペ室、訪問看護は病棟での経験がある方が採用されやすい職場ですので、透析に長年携わっているという状態になった時に、転職先として選択できる可能性が少なくなっています。

こういった点から、透析看護から離れたいと思っても離れられなくなる、という点がデメリットとして挙げられるのです。

患者様対応が難しい

看護師の職場で人間関係という話をよく耳にしますが、透析の場合は従業員同士というよりも患者様対応が難しいと言えます。

というのも、患者様が透析を受ける時間は数時間あり、患者様と接する時間が長くなるためです。

更に定期的に通っている患者様ばかりですし、最近では数十年間通っておりという患者様も少なくありません。

そうなると、患者様も慣れてくることもあり、看護師に対して横柄な態度を取ったり、新しく入職した看護師をいじめたりすることがあります。

長年透析を受けていると、当然ですが透析に対する知識も身につきますし、病院やクリニックのことも詳しくなります。

そうなると、新しく入職した看護師よりも全てにおいて患者様の方が詳しいという状況もありうるのです。

そういった中で患者様対応をしなくてはいけないため、特に最初は厳しい環境になることが多いです。

乗り越えて慣れることが出来れば問題ないですが、そうなる前に退職してしまう看護師も多く、デメリットの1つと言えるでしょう。

看護師で透析に転職した方が良い、向いていると思われるのはどんな人?

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看護師で透析に転職した方が良い、向いていると思われるのはどんな人でしょうか?

ルーティンで仕事ができる職場を希望している人

仕事をするにあたって、臨機応変な対応が求められる職場で仕事をしたいという人とルーティンである程度決まった流れに沿って日々淡々と仕事を進めていきたいという人がいますよね。

透析に関しては急変などの対応もありますが、基本的には後者になります。透析の機械を回す時間も決まっていますし、患者様も来院される日時が決まっています。

つまり、決まった業務を決まった患者様に行っているケースが非常に多い職場と言えます。

よって、日々変化がないとつまらないという看護師には向きませんが、淡々と同じ業務をこなしていくことが好きな看護師にはもってこいの職場と言えます。

効率的に業務を進めていくことが好きな人

透析の場合は無駄に残業をする職場は少なく、決められた業務をいかに効率的に進めていき、時間内に仕事をスムーズに終えることができるか、という点が大切になってきます。

もちろん、患者様に対するケアもしっかりと行っていくことが大切ですが、どちらかというと日々変化がある職場ではないため、スピード重視になる傾向があります。

よって、スピードを追求し仕事は仕事と割り切って働く看護師が向いていると言えるでしょう。

看護師が透析に転職して失敗しないために

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看護師が透析に転職して失敗しないためには、どういったことが大切になってくるのでしょうか?

給与体系などの条件面をしっかりと確認しておくこと

透析は変則的な労働時間になっているケースが多く、その分給与体系や休日、残業規定などが普通の職場よりも複雑で分かりにくくなっていることがあります。

例えば、1日12時間労働などが発生した場合に、8時間を超えた部分はどのようになっているのか、残業扱いかそれとも手当が支給されるのか、などです。

こういったことをしっかりと事前に確認しておかないと、転職後に思っていた内容と違うといったことにも成りかねません。

良い意味で思っていたのと違うのであれば問題ありませんが、悪い意味であれば早期退職に繋がってしまうことがあります。事前に確認し、納得して転職するようにしましょう。

1年間我慢すること

透析看護を覚えて一人前になるには、大体1年位かかると言われています。

もちろん、人によって違いはありますが、下積みをしっかりと行うことができる根気は必要と言えるでしょう。

数ヶ月勤務した上でなかなか仕事を覚えることができない、といったことになると、やはり焦りは生じますよね。

透析未経験であっても看護師としての経験はありますので、早く戦力にならないと、と思ってしまうものです。

早く戦力にと思うことは悪いことではありませんが、焦りから精神的に余裕がなくなってしまい、その結果としてついていけない、きついと感じて早期退職してしまうと意味がありません。

透析は専門分野だから1年くらいは時間が必要、と割り切って仕事をすることが大切と言えます。

まとめ

看護師が透析に転職する時の特徴やメリット・デメリット、向いている人、転職して失敗しないために、といった部分などを説明しましたが、いかがでしたか?

看護師が透析に転職する場合、透析の働き方の特徴であったり、透析で働く場合のメリット・デメリットであったりを把握しておくことが大切です。

その上で、自分自身の性格などが透析に向いているかどうかを考えていくことも必要になってきます。

また、透析は勤務時間や休日などにおいて、選択肢が多いという特徴があります。その中で転職に失敗しないためには、自分自身の要望に一致した透析はどこなのかをきちんと把握して転職することが大切と言えます。

看護師転職支援サイトを活用すれば、自分の働き方に一致した透析室の求人を容易に見つけることができます。仮になかったとしても、転職コンサルタントが確認をしてくれます。

透析の場合、看護師の経験があれば需要はありますので、希望にあった条件で勤務できる職場をきっと見つけてくれます。

細かな希望条件がある人ほど、看護師転職支援サイトを活用してみると良いですね。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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