看護師の転職は何歳まで好条件を引き出せるの?
更新:2017/03/28
[転職]看護師の転職は何歳まで好条件を引き出せるのでしょうか?
本来何歳まで転職できるのかを考えるべきですが、看護師に関しては何歳でも転職ができないわけではありません。
よって、好条件で転職できるのは何歳までかを検証しました。
看護師の転職は何歳まで活発に行われているの?
看護師の転職は何歳まで活発に行われているのでしょうか?看護師は転職をしようと思えば、60歳を過ぎてからでもできないことはありません。
つまり、看護師免許を取得している状態で身体が元気であれば、何歳でも仕事ができるのです。そして、何歳でも必要としてくれる職場はあるのです。
しかし、やはり活発に転職が行われているのは何歳まで、といったラインはあります。看護師の場合は何歳までなのでしょうか?
それはズバリ50歳までです。転職に対して焦りを感じるようになるのは、大体40歳前半くらいですが、そこから最後の転職、と考えて行動するのが、大体40代後半になってきます。
よって、案外40代での転職は多いと言えます。そして、50歳を境目に転職は少なくなっていきますが、50代で職場を変わる看護師が少なくなると言い切れるものではありません。
50代では体力面での衰えを感じる看護師も増えてくるため、正社員からパートに切り替わる看護師も増えてきます。そして、そうなる時には別の職場に転職することが多いのです。
よって、一般的な転職とは異なるかもしれませんが、50代の看護師も転職していないわけではないと言えます。これが、看護師は何歳になっても転職できる、といった状況なのです。
また、50歳までで転職活動に一区切りをつける理由ですが、その理由として大きいのが50歳からの転職の場合、正社員雇用がありませんといったケースや、退職金がありません、といったケースが増えてくることです。
つまり、正社員としてのメリットがほとんどなくなってしまうのです。よって、40代の時に勤務している職場で我慢して勤務を続けている看護師も少なくありません。
こういった理由も含まれて、50歳までで転職活動がひとまず落ち着いてくると言えますね。
看護師の転職は何歳までに終えるのが望ましい?
看護師の転職は何歳までに終えるのが望ましいと言えるのでしょうか?そもそもの話として、転職はしないのがベスト、という考えがあるかもしれません。
しかし、看護師の場合はキャリアプランを考えた上であれば、必要な転職を行うことでより良い条件で仕事ができるようになる可能性が高いのです。
例えば、最初は看護師の基礎をしっかりと学ぶために、大学病院などの研修体制がしっかりとしているところで勤務したとします。
そのまま大学病院でずっと勤務するのも1つのキャリアとしては良いですが、もっとプライマリーケアを学んでいこうと考えた時に、地域密着型の病院などに転職するという手段があります。
一見格下げの転職に見えるかもしれませんが、様々な環境での看護に触れることで、視野の広い看護師になれます。それが結果として管理職としてお声がかかりやすくなったりすることに繋がります。
ヘッドハンティングといった感じで抜擢されれば、当然ながら給与なども良い金額になります。大学病院で管理職になれるのはごく少数ですので、こういった出世の道を切り開いていく方が可能性が高くなるとも考えられます。
このように、転職はある程度は必要なものと仮定した場合に、何歳まで転職を終える、最後の職場を決めると良いのでしょうか?
上記で説明した内容からすると50歳がボーダーラインになりますが、実際は45歳までには転職活動を終えていることが望ましいです。
45歳だといろいろな職場から声がかかることが予想され、選択権は看護師自身にあります。しかし、50歳目前になってくると、看護師に選択権がなくなってきます。うちで働きたかったら働いてもいいよ、といった対応をされてしまうのです。
こうなると、どう見ても好条件で採用されませんよね。一概には言えませんが、45歳という年齢が看護師としての人生のターニングポイントになるかもしれません。
看護師の転職は何歳までが成功しやすいの?
看護師の転職は何歳までが成功しやすいのでしょうか?タイトルにもなっているように、好条件を引き出せる転職は何歳までなのでしょうか?
これは職場によっても異なりますが、管理職は年齢はほとんど関係ありません。
もちろん、既存の看護部長よりも自分が年齢が上、となるとやりにくいと感じて不採用になってしまうこともあります。
しかし、基本的には能力があるかどうか、もしくは能力があると思ってもらえるかどうかが最も大切です。
管理職として求められている能力を持っているのであれば、何歳でも好条件で採用してもらえます。
逆に管理職ではなく一般職員の場合ですが、これは職場の求める年齢層によって異なってきます。
大学病院などでは、急性期病院の激務についてくることができる体力に自信がある20代を優先的に採用します。
また、素直に教育体制の中でカリキュラムをこなしていくことも大切なので、それができるのはやはり経験が浅い若い看護師になりますね。
また、逆に療養型の病院になると、体力面よりも洞察力が大切になります。寝たきりの患者様などが多く、会話もできない方も多いため、様子を見て気づくことができないと大変なことになってしまう可能性があります。
こういったことをこなすことができるのは、やはり経験を積んでいるベテラン看護師です。となると、何歳までという年齢は50代などでも大丈夫となります。
但し、基本的には自分からの転職は30代で終え、40代以降は転職するにしても、スカウトといった感じになっているのが望ましいでしょう。
まとめ
看護師の転職は何歳までが好条件を引き出せるものか、といった感じで様々な角度から検証してきましたが、いかがでしたか?
看護師の場合は何歳になっても転職できないということはありませんが、やはり50代になってくると転職の受け入れが大丈夫な職場ばかりではなくなります。
よって、自分自身での看護師の転職は40代、出来れば30代までに終え、その後はヘッドハンティングなどがあれば条件面などを検討して考える、といった転職がベストと言えるでしょう。
ということは、20代、30代でどういったキャリアを積んできたかは非常に重要なことになってきます。キャリアのことを考えて転職していくのであれば、看護師転職支援サイトの転職コンサルタントを活用する、という手段もあります。
転職コンサルタントは多くの看護師に接しているため、どういったキャリアを構築している看護師が40代、50代の転職を有利にしているかを把握しています。
転職は繰り返さなくて良いことがベストですが、転職しようと思えばできる状況にあることが大切です。転職コンサルタントに様々な看護師のキャリアの構築を聞きながら、自分なりのキャリアを構築していきましょう。
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