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看護師が転職で病院選びに悩むポイントにはどういったものがあるの?

更新:2023/04/24

[転職]

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看護師が転職で病院選びに悩むポイントにはどういったものがあるのでしょうか?

看護師の転職先で最も多い病院は求人自体も非常に多く、どの病院を選択するかで迷いますよね。どういった点で迷うのかをまとめてみました。

看護師が転職で病院選びのポイントに挙げる点:人間関係

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看護師が転職で病院選びのポイントに挙げる点として、人間関係があります。人間関係だけをポイントとして挙げる看護師は少ないですが、他のポイントと含めて多くの看護師の口から出てくるのが、この人間関係の良い職場です。

しかし、人間関係の良い病院を選ぶというのはなかなか難しいものです。というのも、人間関係が良いか悪いかは、結局のところは自分自身が働いてみないと分からないためです。

噂や評判として人間関係が良い病院と聞いて転職先として選択したが、自分には合わなくて早期退職した、といったことを経験したことがある方も多いでしょう。

また、病院の場合は数年前の噂や評判は全くあてにならない場合もあります。人が入れ替わっているケースが多いためです。

これは退職によるものもありますし、異動もあります。大規模な複数の病院を所有する法人になってくると、数年で看護部長をシャッフルしているところもあります。

看護部長が変わると看護部の雰囲気はがらっと変わりますので、以前の人間関係が良かった、という評判の時とは違ったものになっていることが多いのです。

こういったことから、病院選びのポイントの1つとなる人間関係は、自分自身が面接に行った時に、院内見学で雰囲気を掴むというのが、最も良い方法と言えます。

見学時にスタッフがどのように仕事をしているか、そして見学の際は看護部長と一緒に回ることが多いですが、看護部長に対してスタッフがどのように声をかけてくるかなども重要なポイントです。

明るく挨拶をしてくるところは基本的に人間関係が良好なケースが多く、あまりスタッフが寄ってこない、暗い感じでぼそぼそと挨拶をしているとなると、人間関係があまり良くない職場の可能性が高いです。

看護師が転職で病院選びのポイントに挙げる点:残業の多さ

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看護師の転職で病院選びのポイントに挙げる点として、残業がそれ程多くないところというのがあります。看護師の仕事自体、残業なしはなかなか難しいことは理解しているため、多くないところという表現になっています。

そして、多くないところというのは、大体月に20時間以内の残業時間という感じになっています。これは1日1時間以内の残業時間という計算です。

でも実際に求人を見ると、多いのが残業10時間未満という表記です。ということは、殆どの病院で残業が少ないということになっているのでしょうか?

実はこの残業時間の表記には裏が2つあります。1つ目は、求人票の残業時間は病院全体の残業時間で記載しています。つまり、残業がほとんどない部署も含めているのです。

例えば外来や透析室などは残業がほとんどないと言えます。逆に病院の病棟で外科系の病棟などは残業が多い傾向にあります。

こういった部署を全て含めて平均すると、月の看護師の平均残業時間が10時間未満となるのです。

そしてもう1つがサービス残業の存在です。看護師の場合病棟の勤務であれば24時間365日仕事は途切れません。ずっと患者様は入院しているためです。

その中で看護師が交代で勤務しながら、24時間365日をカバーしているというイメージになります。よって、仕事を完全に終えて帰宅するということにはなりません。

自分の仕事の区切りで次の勤務の看護師に引き継いで、それから仕事を終えることになります。その際に、どういった仕事までを残業としてつけてもらえるか、病院によっていろいろな定義があります。

例えば、急患や急変があった時だけ残業が認められるといった病院があります。そういったものがない時に残業が起きるのは、仕事が遅いから、要領が悪いからといった考えからです。

しかし、実際には人員不足などで業務量が多くなり、残業を余儀なくされているケースも多く、それがいわゆるサービス残業になっています。

実際の残業について把握するためには、面接時に配属先の残業時間を確認することと、配属先の見学時に看護スタッフが疲れていないかどうかを注意して見ると良いでしょう。

看護師が転職で病院選びのポイントに挙げる点:給与

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看護師の転職で病院選びのポイントとしてやはり大きいのは給与ですよね。給与が安いといった不満から転職を考える看護師も少なくありません。

看護師の給与ではポイントとなるのは基本給の設定がどうなっているか、夜勤手当などの変動給がどうなっているかという部分です。

まず、病院では基本給を低く設定するために、いろいろな名目での手当をつけているところがあります。月給25万であっても、基本給25万というところと、基本給20万+諸手当では意味合いが全く違ってきます。

基本給というのは、ボーナスの算定額にもなるため、単純に基本給が安いとボーナスも少なくなります。よって、年収で考えると給与が少なくなります。

更に、退職金の算定額にもなるため、退職金も当然ながら少なくなります。

もう1つの夜勤手当などの変動給に関してですが、これも夜勤手当1回いくらという設定が、病院によって異なります。

夜勤手当1回15,000円のところもあれば、1回12,000円のところもあります。

1回で考えると3,000円の違いですが、夜勤手当1回あたりですので、月で計算すると4回以上は夜勤をしますので、12,000円以上の差が生まれます。

こういったことから、夜勤手当の金額に関してもしっかりと確認をして転職先を決定することが大切です。

まとめ

看護師が転職で病院選びのポイントに挙げる点について説明してきましたが、いかがでしたか?

看護師の病院選びのポイントは、大きく分けると人間関係と残業、給与の3点になります。

他にも仕事内容や研修体制などもありますが、これは転職時の動機に直接的に関わっているものではないことが多いです。

理由としては、仕事内容や研修体制は、人間関係が良い、残業が少ない、給与が良いといった条件があれば、気にならないことが多いためです。

仕事内容や研修体制もそうですが、看護師として仕事をすることには変わりないため、同じ業種、例えば病院なら病院、介護施設なら介護施設となった場合に、根本的には違いがそれ程ありません。

ただ、職場の人間関係や雰囲気によって、仕事がしやすいかどうか、研修が受けやすいかどうかが決まってくることが多いのです。

そして、何のために仕事をするかというと、やはりお金を稼ぐためです。よって給与が大切といえ、更にお金を稼いで趣味などに使って充実した日々を過ごそうと思うと、今度は残業なども重要ですよね。

つまり、人間関係が良い職場で仕事がしやすくなり、給与が良ければ充実した生活を送ることができる基盤ができ、残業が少ないことによってプライベートも充実することができるのです。

ただ、明確な違いが見えにくいのもこの3つです。人間関係は上記でも説明しましたが、実際には働いてみないと分かりませんし、残業はもともと看護師の職場はあるものです。給与に関しても、ベースはどの病院もそれ程大きく違っているように求人票上は見えないことが多いです。

この3つに共通して言えるのは、実際に勤務してみないと分からないということです。

こういったことは、看護師転職支援サイトの転職コンサルタントを活用し、過去の入職実績や転職先として考えている病院に勤務経験がある看護師から聞いた話などを聞くと良いでしょう。

全てが参考になるものではありませんが、複数の情報があればその情報を統括することで、ある程度の全体像は見えてきます。

そして、転職コンサルタントからの客観的なアドバイスも有益なものになると思います。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
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