看護師の転職 探し方は人それぞれ違うもの
更新:2017/04/10
[転職]看護師の転職 探し方は人それぞれ違うものなのでしょうか?
最近ではインターネットで求人を検索するのが一般的になっているため、まずはネットでという風潮があるように思います。しかし、必ずしもネットで探すという選択肢がベストとは限らないのです。
この記事の内容はこれ!
看護師の転職 探し方にはどういったものがあるの?
看護師の転職 探し方にはどういったものがあるのでしょうか?最近ではインターネットを活用した探し方が一般的になっています。
例えば、求人雑誌も求人サイトになっていますし、ハローワークでもインターネット上で求人掲載されています。
よって、求人の探し方にはどういったものがあるか、というよりも、まずはインターネットで探してその後どうするの?という方が正しい表現かもしれません。
ハローワークや看護協会が運営するe-ナースセンター
こういった公的機関を利用して転職先を探す場合は、求人を探すのはインターネットでできますが、応募する際には出向く必要があります。
そして、職員と面談し求人の説明を受け、応募するかどうかを決めていきます。
インターネットでは完結しないため面倒な作業もありますが、最も手堅い転職先を探す探し方がこれだと言えます。
例えば求人サイトから直接応募した際に、求人先からの連絡が来ないことも多いですよね。こういったことがハローワークなどを通すと少なくなります。
やはり公的機関に対してはきちんと対応するものなのです。
転職支援サイト
転職支援サイトを活用する場合も上記と同様でインターネットで求人を確認した後で、出向いて面談を行うことになるのが一般的です。
しかし、公的機関と違って転職支援サイトは、看護師に仕事を斡旋することで収益を挙げているわけですので、もっと臨機応変な対応をします。
例えば、面談が難しいという看護師がいた場合に、電話での面談のみにするケースもあります。こういった面で看護師は楽だと言えるかもしれません。
ただ、ハローワークやe-ナースセンターと比べると、求人先とのやり取りが不透明で見えにくいという点があります。
というのも自分で応募ではなく、転職支援サイトの転職コンサルタントから提案を受けて応募することが多いためです。
そして、その選考がどうなっているかも転職支援サイトの転職コンサルタントしか分かりません。
腕の良い転職コンサルタント、もしくは相性が良い転職コンサルタントに当たれば良いですが、そうでないとイライラする事が多いかもしれませんので、注意が必要ですね。
求人サイト
求人サイトというのは、インターネット上で求人の掲載だけを行っており、その求人に応募した際は直接求人先の担当者とやり取りをしていくというものです。
この場合、インターネット上で求人への応募、面接の設定まで完了することができます。よって、最も楽なように見えるかもしれません。
しかし、求人応募後以降の採用担当者とのやり取りを全て自分で行うことになります。
複数の求人に応募した場合には、面接日時の調整から面接後の返事をいつ行うかといった部分も調整していかないといけません。
転職活動を全て自分で行っていきたいのであればお勧めの探し方と言えますね。
インターネットを活用しない探し方
上記ではインターネットを活用した上で、その後面談などを行った上で転職先に応募していくことになるわけですが、インターネットを活用しない探し方もあります。
1つは求人雑誌や新聞折込ですね。これは特定の地域、エリアで転職先を探す時に有効です。
もう1つは知人を頼るという探し方です。知人の紹介で転職する、ということですね。この場合は面接のハードルが非常に低くなるというメリットがあり、知人の紹介なので安心できる部分もあるでしょう。
ただ、気をつけないといけないのは、合わなかったからと言って早期で退職しにくいという点です。知人の紹介である分、いい加減なことをしてしまうと知人に迷惑をかけてしまうことにもなります。
そういったデメリットも把握した上で、知人を頼るようにしましょう。
看護師の転職 探し方は求人先のことを考えると自ずと分かってくる?
看護師の転職で探し方は、求人先のことを考えるとよく分かってきます。
例えば、キャリアアップを考え、三次救急まで対応している総合病院に転職したいと考えたとしましょう。
こういった病院になると、全国から新卒や既卒の応募者が出てきます。
となると、特定の地域だけに求人を告知するのではなく、全国に求人を告知する方が良いですよね。
それが簡単にできるのがインターネットです。つまり。こういった転職の際にはインターネット上で求人を探せば良いのです。
次にこういったケースではどうでしょう。地域密着型のクリニックで勤務したいと考えたとします。地域密着型のクリニックはどういったところに求人を出すでしょうか?
地域密着型のクリニックは、患者様も地域の方ですが、従業員も地域の方であることを好みます。地域密着型だからということもありますが、他にもいくつか理由があります。
1つ目は交通費です。単純に自転車で通勤できる方であれば、交通費の支給がなくて良いですよね。これはクリニックからすると経費削減になります。
もう1つはクリニックは午前診と午後診があるところがあり、その間に何時間か休憩時間が発生します。この休憩時間を有効に活用できる方の方が長続きしやすいというのがあるためです。
例えば、家事もしないといけない看護師は、この休憩時間を利用して一旦家に帰り家事をこなします。そして午後診に行く形を取れば、時間を無駄なく有効活用できるわけです。
というわけで、地域密着型のクリニックはその地域内での採用を中心に考えます。よって、クリニックの壁に「看護師募集」と貼ってあったり、新聞折込や地域のフリーペーパーなどを活用します。
これを把握しておけば、看護師が地域密着型のクリニックで働きたい時にどういった探し方をすれば良いか分かりますよね。まずは新聞折込やフリーペーパーを活用すると良いのです。
ただ、最近ではフリーペーパーの求人もインターネット上で掲載されていることも増えていますので、インターネットと両方チェックしてみると良いでしょう。
看護師の転職 探し方が分かってもなかなか決まらない?
看護師の転職で探し方が分かってもなかなか転職先が決まらない看護師もいます。
看護師の求人自体は多いのですが、どの職場が自分に適しているかが分からないという場合です。
例えば、今まで病院のみで勤務してきていて、今後の仕事を考えた際に介護施設や訪問看護に興味を持ったとします。しかし、実際にどういったことをするのかイメージできませんよね。
求人サイトの情報では条件面に関してはかなり詳しく掲載されていることが多いですが、それだけでは仕事の経験がない分野の仕事内容をイメージすることは難しいです。
そこで、求人サイトの情報だけでなく、実際に求人先に訪問したことがある、もしくは看護師としてその分野で勤務したことがある方に聞くと良いですね。
それができるのが、転職支援サイトか看護協会が運営するe-ナースセンターです。
転職支援サイトでは転職コンサルタントが実際に訪問した情報や、過去に斡旋した看護師からの情報などをもとに詳しく説明してくれます。
e-ナースセンターでは看護師としてのキャリアが豊富な方が対応してくれますので、イメージしやすいポイントをしっかりと教えてくれるかもしれません。
他にも人間関係や院長の人柄など、なかなか求人サイトを確認しても分からない情報で悩んでいる看護師も多いです。そういった方は、内情に詳しい転職支援サイトなどを活用するようにしましょう。
まとめ
看護師の転職で探し方は人それぞれ違ってくるもの、ということについて説明してきましたが、いかがでしたか?
簡単にまとめると、各々の希望する業態や条件面が違っていますので、各々に適した探し方をすることが大切ということです。
全国的に宣伝して効果が見込める求人先であればインターネットで、地域に根ざしたスタッフの採用をしたいと考えている求人先であれば、新聞折込やフリーペーパーなどです。
そして、求人情報を見ただけではイメージができないために決めることができない状況にある看護師は、転職支援サイトや看護協会が運営するe-ナースセンターを利用すると良いでしょう。
こういったことを意識することで、自分にあった転職先の探し方を見つけることができますよ。
看護師転職サイトのおすすめ
【1位】:マイナビ看護師
オススメ度:★★★★★
運営:株式会社 マイナビ
人気急上昇中のマイナビ看護師は、数多くの看護師を転職によって幸せにしてきた実績のある転職サイトです。求人の量・質共に素晴らしく、コンサルタントも経験豊富な人が多いです。全国対応ですので、都市部の方だけでなく地方の方にもオススメします。
【2位】:ナース人材バンク
オススメ度:★★★★
運営:株式会社エス・エム・エス
ナース人材バンクは古くから実績のあるサービスで、看護師のきもちを大事にしてくれると評判です。求人情報の掘り下げがしっかりしていて、あなたの性質にマッチした求人を紹介してもらえますのでマイナビ看護師との併用もおすすめです。もちろん全国対応です。
執筆者情報
- なーすのきもちは、厚生労働大臣から転職サポート(有料職業紹介事業)の許可を受けた(許可番号13-ユ-314851)株式会社ドリームウェイが運営するメディアです。転職サポートの経験を活かし、定期的なリライトや専門書を用いたファクトチェックなど、ユーザーに正確な最新情報を届けられるよう努めています。