看護師は懲戒解雇から再就職するのは難しい?
更新:2023/03/31
[再就職]看護師は懲戒解雇から再就職するのは難しいのでしょうか?
一般的に考えて懲戒解雇ならの再就職は難しいです。そもそも懲戒解雇にはどうしたらなるのかを考えてみると分かるでしょう。
看護師の懲戒解雇 再就職時にネックになること
看護師が懲戒解雇から再就職する際に、どういったことがネックになるのでしょうか?そもそも看護師が懲戒解雇になるのはどういった場合になるのかを把握するところからですね。
看護師が懲戒解雇になるのは、まずは重大な規約違反を犯した時です。例えば、副業禁止と言われている中で副業を行っていた、などがあります。
また、遅刻や無断欠勤を繰り返すというケースもありますね。そして、もう1つは重大な医療ミス行為なども懲戒解雇にあたるケースがあります。
この中で、重大な医療ミス以外は、いきなり懲戒解雇ではなく、何度か警告を受けた上で、それに従わないから懲戒解雇になっていることがほとんどです。
つまり、懲戒解雇になった看護師が再就職が難しいのは、職場の風紀を乱すこともありますが、注意を聞かない、改めようとしないという点も問題になります。
何度も警告を受けた上で懲戒解雇という流れがありますので、懲戒解雇になったことがある看護師は、職場に合わせようとしない、改めようとしない人間であるというレッテルをはられることになり、これが再就職を妨げる大きな要因と言えるでしょう。
また、医療ミスに関しても、懲戒解雇になるようなミスということは、患者様の命に関わるようなケースが多く、看護師としての資質に疑問が生じるくらいの出来事が多いです。
つまり、懲戒解雇というのは、看護師として仕事が出来るかどうかの瀬戸際に立たされています。再就職出来るかどうかは、懲戒解雇になった原因をどのように捉えるかによりますね。
看護師が懲戒解雇から再就職するためには
看護師が懲戒解雇から再就職するためには、どういったことが必要なのでしょうか?
上記でも説明したように懲戒解雇からの再就職は容易なことではありません。
まずは、懲戒解雇になった原因を自分自身が見つめ直し、改善することが大切です。看護師の業界は狭いので、懲戒解雇になったことがある過去を隠してもバレます。
もちろん、面接時に履歴書に書く必要があります。そして、経緯を説明し、反省し改心していることを採用担当者に認めてもらうことが必要なのです。
しかし、多くの場合は認めてくれることはありません。面接の中で不採用になってしまうことがほとんどでしょう。
そうなることも理解した上で、誠実に説明をすることで、もしかすると理解してくれてチャンスをもらえることがあるかもしれない、という感じで、採用されることを期待せずに面接に臨む姿勢が大切です。
看護師が懲戒解雇から再就職するために相談できるとすれば
看護師が懲戒解雇から再就職するために、相談できるところは非常に少なくなっています。ハローワークや看護協会は、なかなか理解を示してくれないことが多いです。
懲戒解雇になった話をすると、案内できる求人は見つからない、で終わってしまう可能性が高いのです。
そして、当然ですが先輩看護師や友人の看護師にも相談しにくいですよね。懲戒解雇から再就職したいとあなたが友人から言われても、多分困ると思います。
看護師を探している医療機関を知っていても、気軽に紹介はできないでしょう。
となると、相談できる先として挙がってくるとすれば、看護師転職支援サイトでしょう。懲戒解雇の理由などをきちんと説明し、反省しているのであれば、転職コンサルタントが求人先の担当者に説明してくれます。
最終的には自分次第であることは変わりませんが、1人で懲戒解雇後の再就職先を探すよりも、心強く感じるはずです。
辛抱強く再就職先を探せば、きっと理解してくれて再就職のチャンスをくれる職場がありますよ。
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