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大学病院からの転職は看護師にとってどうなの?

更新:2023/03/31

[転職]

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大学病院からの転職は看護師にとってどうなのでしょうか?

傍から見た場合にもったいないと思うような転職も実際にあると思います。大学病院からの転職で得るもの、失うものを中心に説明したいと思います。

大学病院からの転職は看護師としてのキャリアを失う?

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大学病院からの転職は看護師としてのキャリアを失うことに繋がるのではないだろうか?と考えている方はいると思います。

実際に看護師として勉強する、研修を受ける場としては大学病院は確かに最適です。

最先端の医療に触れる機会が多いのも大学病院の特徴と言えます。つまり、看護師としてキャリアを磨いていく場として、やはり大学病院が最適と言えるのです。

しかし、それでも大学病院から他の地域密着型の病院やクリニックなどに転職する看護師は多いです。そういった方はキャリアを失っても良いと考えて転職しているのでしょうか?

答えは半分イエスで半分ノーです。大学病院から転職する看護師の半数は、大学病院の勉強会や研修の多さや展開の早い急性期医療に疲れ果てて転職しています。

こういった看護師はキャリアを失ってでも、自分に向いている、ゆとりを持って看護ができる環境を求めて転職します。自分はキャリア志向ではない、ということに気づいたとも言えるかもしれません。

もう1つは、大学病院でのキャリアよりも、地域医療に興味関心が強くなり、いわゆるキャリアチェンジを行うというケースもあります。

地域密着型の病院での勤務、クリニックでの勤務、訪問看護などの在宅訪問サービスでの勤務などが該当します。

現在では看護師の職場のバリエーションも増え、大学病院などでの勤務だけが看護師としてのキャリアという時代ではなくなってきています。

そういった意味では、自分自身が携わっていきたい、行っていきたい看護をしっかりと見つめ、その結果が大学病以外だと気づいたのであれば、大学病院からの転職も決して後ろ向きなことではないと言えますね。

大学病院からの転職で看護師として輝くケースも多い?

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大学病院からの転職で看護師として輝くケースも少なくありません。基本的には大学病院や国公立病院、総合病院は新卒の看護師が初めて就職する先になることが多いです。

これは、研修体制が整っているため、看護師としての基礎を学ぶ環境として最適と言えるからです。

また、規模が大きい病院が多いため、大人数の新卒看護師を受け入れることができるキャパがあることも理由としては大きいですね。

ここで言えることは、大学病院での勤務が自分自身に合っているかどうかで選択しているわけではなく、看護師としての基礎を学ぶ場所として最適という周りからのアドバイス等によって選択していることが多いということです。

結果として、大学病院で3年間勤務をし、看護師としての基礎を身につけて、そこからが本当の看護師としての人生と言えるかもしれません。その最初の選択が、大学病院でのキャリアを続けるのか、それとも転職して別の職場でのキャリアを構築していくのか、ということになるのです。

ということは、大学病院からの転職で輝くケースも当然ありますよね。

例えば、大学病院は採血・点滴・注射という手技に関しては、研修医が行うケースが多く、看護師が経験し、スキルを身につけることが困難です。

こういったことは大学病院に新卒から就職する時にはあまり意識していないと思いますが、3年間勤務した後であれば手技ができないことに対する不安も少なからず持っています。

もちろん、あなたが興味がある分野、専門的に学んでいきたいことにおいて不要なスキルであれば問題ありませんが、将来的に必要なスキルだと思うのであれば、早めに身につけた方が良いですよね。

そして、3年が経過した時に大学病院で看護をより高度な研修などを含めて勉強していくのか、それとも大学病院以外の現場での実務を中心に行っていくのかを考えていくことになります。

看護師は3年でプリセプターまでを一通り経験し、一人前の看護師になることが多く、将来の自分自身の看護師像について考えやすくなります。その中で、大学病院からの転職も1つの選択肢として考えることがあるのです。

大学病院での勤務は看護師としての基礎を身につけるため、ということで我慢して3年間勤務し、その後自分が興味がある分野に転職したいということであれば、大学病院からの転職は前向きな選択と言えます。

転職せずに、難病の症例研究や最先端医療の現場である大学病院で学ぶこともできますし、転職して地域密着型の病院などで実務をどんどんこなしながら地域医療に携わっていくということもできるのです。

大学病院からの転職は看護師にとってメリットはあるの?

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大学病院からの転職は看護師にとってメリットは有るのでしょうか?

上記で説明しているように、キャリアの部分において大学病院以外に興味を持った時には当然ながらメリットはあります。

興味がある分野で仕事を行うことができるわけですから。

しかし、大学病院からの転職を考える時に、例えば給料面に不満があっての転職などであると、それは早合点の転職になるかもしれません。

大学病院は基本的に福利厚生面や給与面に関しては、地域密着型の病院やクリニックなどと比べると良い傾向があります。

ただ、給与面での不満によって大学病院から地域密着型の病院に転職する看護師もいます。

これは、大学病院が新卒から5年以内は給料が安く抑えられていることが多いためです。

しかし、大学病院で5年以上勤務を続けると、そこからの昇給は地域密着型の病院などと比べると大きくなっていることがほとんどです。

大学病院は長く勤務すると非常に良い条件になっていることも多く、仕事内容として大学病院でのキャリアに不満がないのであれば、最初のうちは我慢して続けた方が良いですね。

きっと10年経った時には、大学病院での勤務を続けて良かったと思えるでしょう。

まとめ

大学病院からの転職は看護師にとってどうなのかという部分について説明してきましたが、いかがでしたか?

大学病院からの転職はもったいないといった声もありますが、基本的にはあなた自身がどういったキャリアを今後構築していきたいのか、ということが大切なのです。

条件面だけで考えると、長く勤務するには大学病院は最適な職場と言えます。よって、条件面よりも今後のキャリアとしてどういった看護を行っていきたいのか、という点をしっかりと考えて転職するようにしましょう。

そのサポートをしてくれる機関として、看護師転職支援サイトがあります。転職コンサルタントに相談することで、あなたが今後どういった看護を実践していきたいかを改めて認識することができます。

そして、その看護をどういったところに転職すると実践することができるのかを、転職コンサルタントがアドバイスしてくれます。

客観的な視点でのアドバイスによって、あなたも冷静に考えることができ、転職で成功する可能性が高くなりますよ。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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