看護師 外科を辞めたい時の次の科目は?
更新:2023/03/30
[勤務先, 辞めたい]看護師が外科を辞めたいとなった時、次の転職先として挙がる科目はどういった科目でしょうか?もちろん、事情によって違いはありますが、各々の理由も含めて説明していきたいと思います。
看護師 外科を辞めたいとなるのはどんな時だろう?
看護師が外科を辞めたいとなるのはどんな時でしょうか?対策を考える前に、まずは理由を把握することが大切です。
理由が分かれば対処法も自ずと分かってきます。
忙しさについていけない時
これは外科の看護師として仕事を始めて、3年以内に起こってくることがある現象です。また、40代の後半以降にも起こることが多い出来事です。
外科は緊急性の高い処置が多く、緊急入院なども多いです。よって、外科病棟では常にバタバタと患者様の入退院が繰り広げられているところもあります。
経験3年以内の看護師は、そもそもそういった環境に慣れることができずに、心身ともに疲れ果てて退職していきます。
40代後半以降の看護師は、体力的な面での衰えから、もっとゆっくりとした環境で働きたいと思うようになります。定年まで続けることができる職場を意識するようになることも要因の1つですね。
したいことがはっきりとした時
新卒で就職した病院では多くの看護師が希望を聞かれることなく配属されています。つまり、仕事を覚えていく中で、自分がしたい分野を見つけていくのです。
そして、それが例えば内科などであれば、3年ほど外科で勤務した上で転職する看護師が多いですね。
外科や内科という診療科目は、性格的にも向き不向きがあります。一般的には気が強い人は外科向き、おっとりとした人は内科向きと言われています。
したいことを決めていく中で、性格面も考慮して考えていくと良いですね。
人間関係が上手くいかない時
上記でも記載しましたが、外科は気に強い看護師が多いです。思っていることをはっきりと口にする看護師もいます。
そういった環境の中で、先輩看護師に言われた一言で傷ついてしまい、出勤できなくなる看護師もいます。
先輩看護師に非があるケースが多いですが、そういったメンタルであれば、遅かれ早かれ同じような問題が起こったはずです。
自分には合わないということで、早めに転職しましょう。
看護師 外科を辞めたいとなると候補となる科目が限られる?
看護師が外科を辞めたいとなった時、候補となる科目は決まってきます。というのも外科系の診療科目は多いためです。
外科を全て外していくと、どういった科目が残るのか、そしてどの科目を希望する看護師が多いのかを考えました。
眼科・耳鼻咽喉科
眼科や耳鼻咽喉科は外科のスキルを活かしながら仕事をする職場として最適です。
外科を辞めたいとなる看護師の中には、外科は忙しすぎて嫌だけど、内容的にはオペ前オペ後の管理などの仕事が良い、という看護師は結構います。やはり、外科の仕事内容自体は好きなのです。
そういった時には、眼科や耳鼻咽喉科が候補として挙がってきます。
眼科や耳鼻咽喉科は、オペを行うケースが多いためです。特に眼科などは緑内障などの簡単なオペが多いですね。
また、外科の看護師はてきぱきと動くこと自体は好きなケースが多く、眼科や耳鼻咽喉科などがてきぱきと数をこなす診療科目になっていることで、人気があるのです。
内科
外科系の仕事が自分に向いていないと感じた時には、内科系の診療科目を希望するケースが多いです。内科は、外科とは違いオペを伴わない入院も多く、また合併症や入退院を繰り返す患者様も多く、比較的長期的なスパンになります。
よって、寄り添う看護に近い感じで仕事ができるのです。これが内科を希望する看護師が求めているものです。
また、バタバタする感じも外科と比べると随分と少なくなり、救急対応なども件数が少なくなります。仕事を内容的に変えたいというケースの時には、内科がベストな選択と言えるでしょう。
整形外科
整形外科も外科の一種ではありますが、内容が大きく変わってきます。まず、整形外科は救急対応などが少なく、比較的ゆったりとした環境です。包帯を巻いたり湿布を貼ったりといった軽い業務が多いのも整形外科の特徴ですね。
整形外科はクリニックで標榜しているケースも多く、将来的にクリニックでの勤務を希望している場合は、就職先を見つけやすくなるというメリットもあります。
看護師 外科を辞めたいとなった時の転職の方法
看護師が外科を辞めたいとなった時に、どのようにして転職をしていくのでしょうか?その方法をいくつかピックアップしたいと思います。
求人サイトで検索
求人サイトは求人誌と違って特定の診療科目での求人検索はしやすいのが特徴です。もちろん、全ての求人サイトがそうなっているというわけではありませんが、診療科目によって絞込みができるのです。
例えば、眼科なら眼科のある病院を検索することができます。しかし、病棟で考えたときに、どの病棟が求人をしているという情報まではありませんので、結局は自分で問い合わせることになります。
知人・友人・先輩看護師の紹介
看護師はネットワークが広いことが特徴としてあります。よって、そのネットワークを活用し、自分が勤務したい診療科目の求人を探すことができます。
また、知人の紹介となると、安心感があるため、面接も比較的簡単なものになるケースが多いですね。
しかし、デメリットの部分もあります。それは、断ることをしにくいということです。知人や友人に話を通してもらっている以上、自分から辞退するのはしにくいのです。
いろいろな病院などの求人を比較し、面接も数箇所受けた上で決めたいのであれば、こういったネットワークは活用しない方が良いですね。
看護師転職支援サイトを活用する
求人サイトと似ていますが、看護師転職支援サイトを活用するという手段があります。求人サイトとの違いは、転職コンサルタントの有無ですね。
転職コンサルタントに条件面の交渉などをしてもらおうと考えている看護師は、こういったサービスを利用すると良いでしょう。
希望の条件に一致した求人を探してくれますし、そうでない部分は交渉してくれます。心強い味方になってくれますよ。
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