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保健師が看護師として転職するなら、その仕事の特徴やメリット・デメリット、向き不向きや注意点をチェック!

更新:2017/03/07

[転職]

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保健師が看護師として転職する場合にはどのような仕事の特徴、メリット・デメリット、向き不向き、注意点があるのでしょうか?

保健師と看護師各々の視点を絡めて説明します。

保健師が転職して看護師の仕事をする場合の特徴

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保健師が転職して看護師の仕事をする場合の特徴にはどういったことがあるのでしょうか?

保健師の仕事は正社員としての採用が少ないという特徴から・・・

病院内で保健師として仕事を行う場合は正社員の雇用も多いですが、一般企業や市役所などで仕事を行う場合、正社員ではなく契約社員としての採用が多いという特徴があります。

契約社員の場合、正社員と大きく異なる特徴として、1年毎の更新となるため先が読めない、つまり仕事をずっと続けていけるかどうかが分からない、退職金がない、賞与が少ないなどがあります。

この中でも特に先が読めないというのは、数年間仕事をしていると特に感じるようになる、という特徴があります。数年間勤務すると、来年の契約はないかもしれない、という気持ちが湧いてくるためです。

結果として保健師としての仕事での転職も視野に入れつつ、看護師としての仕事での勤務も同時に考えるようになる、というのも特徴の1つです。

というのも、企業や市役所の保健師として転職先を探しても、結局は契約社員になってしまう可能性が高く、その他の病院内や検診機関などでの保健師の求人はそれほど多くありません。

よって、消去法になってしまいますが、看護師の仕事も候補の1つになるというのが、保健師が転職して看護師の仕事をするケースの特徴と言えるでしょう。

将来的な雇用を考えて看護師の仕事を希望するのも特徴

保健師が転職して看護師の仕事をする場合、将来的な雇用を考えてという特徴もあります。

というのも、上記のように企業にて契約社員で保健師として勤務を長年行ってしまうと、その後の転職が難しくなるためです。

もちろん、その後の転職がなければ問題ありませんが、そこが契約社員という雇用形態からくる不安ですよね。

実際に企業の状況の変化によって契約更新なし、というケースもあります。契約社員で仕事をする場合の特徴と言えますよね。

よって、将来的な仕事を考えると、一定の年齢、例えば40代後半には看護師としてのキャリアを歩む道を選択する保健師も少なくないです。

また、40代であれば検診センターで看護師兼保健師として勤務することができる場合もあります。

看護師としてであれば正社員の枠はないけど、保健師としても仕事ができるのであれば正社員での採用も検討できる、という検診センター特有の特徴的な仕事の話ですね。

保健師と看護師、上手く組み合わせて考えていくと仕事の枠組みがぐっと広がるかもしれませんよ。

保健師が看護師として転職する場合のメリット

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保健師が看護師として転職する場合のメリットにはどういったことがあるのでしょうか?

結果的に給料がアップするケースが多いというメリットがある?

保健師と看護師、一般的に保健師の方が給料が高くなっています。

しかし、保健師という免許に対しての加算というケースが多いため、看護師に戻った場合もベースとなる給料は下がらず、尚且つ夜勤をすることになった場合、その分の給料がアップするというメリットがあります。

保健師の経験が全く活きない分野への転職であれば給料が下がることもありますが、基本的に保健師の経験をメリットとして捉えてくれる医療機関がほとんどです。

そういった扱いが給料にも反映され、メリットとして感じることができると思います。

新しいことにチャレンジできる可能性が高いというメリットも

保健師の場合、仕事内容が一定であり、仮に保健師で転職したとしても、選択肢として多くあるわけではありません。

しかし、看護師に関してはどんどん職場も増えてきていますし、今まで経験したことのない分野などで新しいことに挑戦できる可能性が高い、というメリットもあります。

これは新しいことに挑戦したい、という欲求が高い看護師に対してのメリットでしかないかもしれませんが、長年保健師や看護師として仕事をしていると、やはり刺激が欲しい、今までとは違った仕事がしたい、と考えるようになることもあります。

そういった時に多くの選択肢を思いつくことができる可能性があるのが、やはり看護師の方なのです。

もちろん転職先を探しやすいというメリットも忘れてはいけません

保健師で転職しようと思うと、やはりなかなか転職先が見つかりにくいケースも少なくありません。

いくら保健師としての経験が長いという場合であっても、求人自体がなければどうしようもありません。

求人の多さでは圧倒的に看護師であり、それが大きなメリットと言えるでしょう。

職場を変えたいという気持ちが強いのであれば、看護師の求人にも目を向ける、それだけで多くの求人を目にすることができ、気持ちにゆとりができる、というメリットも感じることができるはずです。

保健師が看護師として転職する場合のデメリット

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保健師が看護師として転職する場合のデメリットにはどういったことがあるでしょうか。

休日などの条件が一致しないケースが多いかもしれないというデメリットがあります

保健師の場合、企業内などであれば土日祝が休みになっているケースが結構多いですが、看護師で土日祝休みの求人を探すのはなかなか至難の業です。この点は大きなデメリットになるかもしれません。

看護師の求人の場合、病院であれば土日祝関係なくシフト制が多いですし、クリニックであっても日祝休みまでです。検診機関や訪問看護などでも、土日祝休みとなるとなかなかありません。

完全週休2日制の職場を探すことは可能性ですが、もし土日祝休みの仕事を看護師として探そうと思うと、なかなか見つからないことからデメリットを感じることに繋がるかもしれません。

保健師の経験を加算してくれないというデメリットも

これは病院やクリニック、介護施設などで勤務する場合に発生しやすいことですが、保健師の業務が全く関係ない職場に転職した際に、保健師としての経験を加算してくれない、つまりベースとなる給料が安くなるというデメリットが発生することがあります。

特に保健師としての経験が10年以上など長くなると、保健師としての経験を看護師としてのブランクとして捉えられてしまうこともあり、給料が安いばかりか不採用になってしまうケースもあります。

看護師の方が求人も多く、選択肢が広がるというメリットもありますが、逆に保健師としての経験が全く活かせない、もしくは面接官がそう思っている場合には、待遇面が良くないという状況になってしまうというデメリットがあることも覚えておいた方が良いかもしれません。

看護師としての仕事に向いている人ってどんな保健師?

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保健師が看護師として転職するなら、看護師としての仕事に向いている人はどのような人なのかをまとめてみました。

保健師の仕事から離れたい人は当然看護師としての仕事に向いている

保健師の仕事から離れたい、という気持ちになっている保健師には、当然向いていると言えます。保健師の仕事は健康管理が中心となるため、医療にはほとんど関わりません。

保健師の仕事に興味があって保健師になる方がほとんどですが、長年保健師として勤務していると、もう1度看護師として医療に関わりたいという気持ちになる方も少なくありません。

そういった気持ちになった時が看護師として転職する時ですね。医療に対する気持ちが強くなっているのであれば、看護師の仕事が向いている状態なのです。

安定した仕事に就きたい気持ちが強い人は看護師としての仕事に向いている

もちろん殆どの人が安定した仕事に就きたいと思っていると思いますが、保健師は契約社員という立場での勤務が多いです。

それでも人気が高いのは、契約社員といっても仕事をきちんとこなすことができれば、すぐに契約終了になるケースは少なく、契約社員の中でも安定していると言えるためです。

しかし、例えば50代などになってくると、契約社員の場合に契約終了となってしまうと次の職場をどうしよう、という気持ちが生じてきます。

これは、環境の変化に適応しにくくなっているということも言えますし、採用されにくくなるということもあります。こういったことを感じるようになった人が、看護師としての仕事が向いている人と言えるかもしれません。

もともと保健師として勤務しているのであれば、保健師の仕事が向いているのかもしれません。しかし、状況の変化によって看護師としての仕事が向いていると言えるようになっていくケースがあります。

その1つのパターンとして、安定感が挙げられるのです。

保健師が看護師として転職する際の注意点

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保健師が看護師として転職する際の注意点として、どのようなものがあるのでしょうか?

注意点1:キャリアチェンジになるため、しっかりとした転職動機が必要

看護師が転職する際には、それ程明確な転職動機がなくても問題ないケースが多いですが、保健師から看護師となるとしっかりと転職動機を考えておかないといけないことが多い、という点が注意点として挙げられます。

というのも、保健師からなぜ看護師の仕事に転職するのか、以前看護師として勤務した経験があることも多いため、なぜまた看護師の仕事に戻ろうとしているのか、といった点が面接官は気になるためです。

もちろん、看護師不足が顕著な病院などでは普通に採用されることも多いですが、検診機関やクリニックなどを希望する場合は、注意点として転職動機を考えておかないといけない、という点をしっかりと認識しておくことが大切です。

注意点2:ブランクとして認識し謙虚になることが大切

保健師から看護師として転職する場合、以前看護師としての勤務経験があったとしても、時間の経過とともにブランクとして認識されることもある、ということを認識し、謙虚に面接に臨むことが注意点として挙げられます。

実際に看護師として勤務を開始すると、採血や点滴、注射など行うことになり、看護師の現場での業務を行いますが、その際になかなか上手くいかないこともあるでしょう。

そういった時に謙虚に周りの看護師に教えてもらう姿勢がないと、なかなか仕事に慣れることができませんし、他の従業員と馴染むこともできません。

保健師から看護師への転職に限ったことではありませんが、謙虚になることが重要、という点を注意点として認識しておくと転職に失敗するケースが少なくなりますね。

まとめ

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保健師が看護師として転職する際の特徴、メリット・デメリット、向いている人、注意点を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

これは特徴でもあり注意点でもありますが、保健師の採用は契約社員であることが多いため、安定を求めての転職として看護師を希望するケースが多くなっています。

また、メリットの部分としては、給与面や新たな分野での挑戦、求人の探しやすさなども挙げられます。保健師としての仕事内容に不満を持って、というケースよりも条件面や新鮮さという点で、看護師への転職にメリットを感じているというわけです。

また、デメリットとしてはやはり保健師としての経験をカウントされない、加算対象にならないというケースが挙げられます。保健師としての資格に対しての加算をしてもらえる職場ばかりではないということです。

そして、保健師の場合企業内であれば土日祝休みが当たり前ですが、看護師はそうはいきません。これもデメリットの1つと言えるでしょう。

新しいことへのチャレンジ、もしくは安定した雇用を考えている保健師は、看護師としての転職が向いていると言えますね。

こういったことを踏まえて保健師は看護師として転職するわけですが、こうやってみていくと看護師への転職が簡単なことではないように思えますよね。

条件面で折り合いがつくかどうかもありますし、希望に一致した求人先を探すのも選択肢が多い現代では大変なことです。

よって、看護師転職支援サイトを活用し、保健師であるあなたが看護師として転職する際のコーディネートを任せると良いかもしれません。

可能な条件面や仕事面を教えてくれ、また求人先への交渉もしてくれますので、納得の行く転職先が見つかる可能性が高くなりますよ。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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