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看護師2年目の転職は早すぎる?成功のための5つのステップ

更新:2017/12/28

[転職]

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看護師2年目で転職を考えている人は、転職すべきかどうか悩んでいませんか?

また、転職を成功させるためには、どうすれば良いのでしょうか?2年目の看護師が転職を成功させるための5つのステップを解説します。

看護師2年目の転職はどんな理由が多いの?

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看護師2年目で転職する場合、どのような理由が多いのでしょうか?看護師2年目の転職理由には、ポジティブなものとちょっとネガティブなものの2つに分けることができます。

2年目の看護師のポジティブな転職理由

看護師2年目の転職は、新人看護師時代に比べると、前向きでポジティブな転職理由が増えてきます。

看護師2年目は、職場で独り立ちをして、少し余裕が出てくるようになります。だから、新人看護師の頃とは違う看護師2年目だからこその悩みや不満が出てくるようになるのです。

看護師2年目の転職理由・辞めたい理由には、次のようなものがあります。

  • 私がしたい看護は、こういう看護じゃない!
  • もっと患者さんに寄り添った看護をしたい
  • 結婚したら家庭を大切にしたい。ここは激務だから無理
  • 新人時代のことを2年目になって振り返りをしてみると、ここではこれ以上成長できない気がした
  • 看護師2年目になって、目標が見えなくなった

ここで私が担当した2年目の看護師さんの転職理由の中で、印象に残ったポジティブな転職理由をご紹介します。

ICUで働く2年目の看護師です。私は、もともと高齢者にゆっくりと寄り添った看護をしたいと思って看護師になりました。でも、今のICUでの仕事は、スピード勝負で患者さんと話す機会もなく、毎日疑問を持ちながら、「こんな看護をいつまで続けるんだろう?」と自問自答しながら働いています。もう少しICUで経験を積んだほうが良いのかもしれませんが、やっぱり自分でやりたい看護をしたいと思って、転職することにしました。療養型病棟か介護施設に転職して、高齢者1人1人に寄り添った看護をしたいと思います。

 新人看護師の頃よりも将来を見据えた理由、前向きな理由、看護の内容に関する理由で転職する人が増えたということは、それだけ2年目になって成長した証拠と言えるのです。

2年目の看護師のネガティブな転職理由

2年目の看護師は、ネガティブな理由で転職を考えることもあります。

  • 激務で体調を崩しがちになった
  • 残業が多く、しかもサービス残業が多い
  • 先輩看護師からのいじめに耐えられない
  • 2年目になって先輩の目が離れたことによる不安

私が担当した2年目の看護師さんのネガティブな転職理由の中で、多かったケースの代表例の体験談をご紹介しますね。

1年目からプリセプターや先輩看護師からいじめを受けていました。話しかけても無視されることが多いですし、理不尽なことで怒られたり。数人の先輩看護師が私のほうを見ながらニヤニヤしていたり、聞こえるように悪口を言われることもありました。1年目の時は新人だから仕方がないと思って耐えていましたが、もう我慢の限界です。もう辞めても良いですよね?仕事に行くのが嫌で嫌で仕方がありません。もう転職して、今のいじめのストレスから解放されたいです。

 このように少しネガティブな理由で転職したいと思うこともあるのです。2年目になって自分自身が新人看護師という立場でなくなったことによる不安や焦りで、転職を考える人も少なくありません。

まだまだスキル的には不安でいっぱいなのに、2年目になって先輩看護師の目が新しく入ってきた新人看護師に向いてしまったら、不安や寂しさが出てきます。

更には、「2年目なんだから、自分で何とかしなさい。」、「先輩らしく振舞いなさい」と2年目になっていきなり突き放されてしまったら、2年目でもまた新人として丁寧に指導してくれるところで働きたいと考えるのも仕方がないことと言えるでしょう。

看護師2年目の転職はメリットとデメリットを考慮して決めよう

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看護師2年目で転職する場合、周囲からいろいろ言われることが多くなります。2年目での転職に賛成してくれる人もいると思いますし、反対する人も少なくないでしょう。

周囲からいろいろ言われても、最終的に決断するのはあなたです。あなたの人生はあなたが決めなければいけません。

ただ、看護師2年目で転職する時には、2年目で転職するメリットとデメリットを考慮して、しっかり考えた上で決断する必要があります。

看護師2年目で転職するメリット

  • 1年目で転職するよりも、採用されやすい
  • 一通りの看護技術はあるので、比較的スムーズに仕事に慣れることができる
  • 我慢して今の職場で働き続ける必要がない

看護師2年目で転職するデメリット

  • 3年目で転職するよりも好条件の求人に採用されにくい
  • 一人前として認めてもらえないから、転職先の選択肢は狭くなる

 看護師2年目で転職することは、十分に可能です。また、急性期病棟以外に転職することもできます。

ただ、一人前の看護師と認められるほどの経験がないので、好条件の人気の求人に採用される確率は低くなります。

このメリットとデメリットを比較して、あなたが今2年目で転職すべきなのか、もう少し我慢して3年目か4年目で転職すべきなのかを決める必要があります。

看護師が2年目で転職する時の成功のための5つのステップ

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看護師2年目で転職する時には、次の5つのステップで転職活動を進めると、転職に成功する可能性が高くなります。

  • ステップ1=どんな職場へ転職するか考える
  • ステップ2=看護師転職支援サイトを利用して求人を絞り込む
  • ステップ3=円満退職をする
  • ステップ4=採用試験を受ける
  • ステップ5=新しい看護師人生の1歩を踏み出す

 この5つのステップで転職活動をしていけば、満足できる転職ができるはずです。

ステップ1=どんな職場へ転職するか考える

2年目の看護師が転職する時には、まずはどんな職場へ転職するかを考えることから転職活動は始まります。

2年目の看護師は、次の3つのことを考えて転職先を選ぶ必要があります。

 

  • どんな看護をしたいのか
  • 教育体制
  • ライフスタイルの変化

 

どんな看護をしたいのか

2年目の看護師はどんな看護をしたいのかを考えなければいけません。2年目の看護師の多くは、今現在急性期病棟で働いていると思います。

看護師キャリアやあなたの現在の実力を考えたら、あと少なくとも1~2年は急性期病棟で働いたほうが良いのですが、急性期はもう嫌と考えている人もいると思います。また、スピーディーな看護よりも寄り添った看護をしたいという人もいますね。

2年目の看護師は、急性期病棟以外の職場への転職も可能です。しかし、急性期病棟以外の職場に転職を考える場合は、「逃げ」ではないか、本当にその職場の看護がしたいのかを考えなければいけません。

急性期には興味がなく、クリニックで働きたいという2年目の看護師は少なくありません。しかし、それは本当にクリニックでの看護に興味があるから、クリニックに転職したいのですか?

クリニックでの仕事が楽そうに見えるから、クリニックで働きたいのではないですか?2年目の看護師がクリニックで働くのはダメというわけではありません。

また、楽な職場で働くのがダメというわけでもありません。ただ、楽だからという理由で転職先を決めてしまうと、あとから後悔する可能性が高くなります。

楽そうだからという理由でクリニックで働きたい看護師は、外来ではダメなのでしょうか?外来の業務内容や勤務時間はクリニックと似ています。

掃除などの雑用がない分、外来の方が働きやすいかもしれません。

外来の方がクリニックよりも看護師の基礎を築きやすいので、2年目の看護師にはおすすめなのです。

2年目の看護師は、どんな看護をしたいのか、本当にその職場の看護をしたいのかを考え、さらに看護師として成長していけるのかなども考慮して、職場を選ぶ必要があります。

教育体制は整っているか

2年目の看護師は、まだ一人前の看護師ではないので、教育制度が整っている職場に転職することをおすすめします。

2年目の看護師は、新人看護師のようにしっかりとマンツーマンで指導してもらう必要はないものの、まだまだ学ばなければいけないことがたくさんあるからです。

中規模・大規模病院に転職すれば、2年目の看護師向けの研修が用意されていて、着実に成長していくことができます。

でも、病院以外に転職したい人もいると思います。そういった場合は、仕事に慣れるまではプリセプターをつけてもらったり、職場全体でフォローしてくれるようなところを選びましょう。

また、2年目でも希望すれば先輩看護師と振り返りができるような雰囲気の職場も良いですね。

同じような業務内容でも、まったく指導するつもりがないところと、研修はないけれど先輩看護師がその都度丁寧に教えてくれるところでは、働きやすさが全く違います。

2年目の看護師は、教育体制が整っているところを選ばなければいけないのです。

ライフスタイルの変化に対応できるか

2年目の看護師が転職するなら、ライフスタイルが変化しても、働き続けられるかを考えなければいけません。

2年目の看護師の多くは20代前半ですので、まだ結婚や妊娠などは考えていないかもしれません。

しかし、いつかは結婚したい、子どもが欲しいと思っているなら、結婚しても、妊娠しても、出産しても働けるところに転職する必要があります。

近い将来、素敵な人と出会い、トントン拍子に結婚話が進み、1~2年後に結婚し、すぐに妊娠して、3年後にはママになっている可能性はゼロではありません。十分に可能性はあります。

今、転職して、1~2年後に結婚するからまた転職。ママになるからまた転職。これでは、手間がかかりますし、履歴書の経歴上、転職回数が多くなって転職に不利になってしまいます。

そういった事態を避けるためにも、結婚・妊娠・出産・育児というライフスタイルの変化があっても、働き続けられるところを選ばなければいけないのです。

ライフスタイルの変化があっても働き続けられる職場は、次の条件を満たしているところです。

  • 24時間対応の託児所がある職場
  • 残業が少ない、しかもサービス残業がない職場
  • ママ看護師の割合が比較的多い職場
  • 産休からの復帰率が高い職場

このような職場だと、結婚後も、さらに育児中でも仕事を続けていきやすいので、将来への不安がなく働いていけると思います。

ステップ2=看護師転職支援サイトを利用して求人を絞り込む

2年目の看護師がどんなところに転職すべきかを考えたら、次は実際に求人情報を検索して、求人を絞り込まなくてはいけません。

求人情報を探す手段には、ハローワークやナースセンター、看護師転職支援サイトの3つがありますが、おすすめは看護師転職支援サイトです。

ハローワークやナースセンターよりも求人数が多く、非公開求人も扱っているので、転職先の選択肢が広がりますし、好条件のものを見つけられる可能性が高くなります。

更には、看護師転職支援サイトは、転職コンサルタントがあなたの転職を全面的にバックアップして、面接対策や志望動機のアドバイスもしてくれるメリットもあります。

求人情報を検索する時には、ハローワークやナースセンター、看護師転職支援サイトの3つを利用してみて、その中で一番良い求人を見つけられた転職サービスを使うと良いと思います。

非公開求人を探すには、看護師転職支援サイトに登録して、コンサルタントに相談する必要がありますので注意が必要です。

また、求人の数は時期によって増減します。上半期は少なめで、下半期は多めになる傾向がありますので、求人は焦って探さずに、時間をかけて探すようにすると良いでしょう。

ステップ3=円満退職する

2年目の看護師が転職する時のステップ3は、円満退職することです。転職するためには、今働いている職場を退職しなければいけませんが、トラブルなく円満に退職するようにしましょう。

いろいろ不満を持っているとは思いますが、新卒から1年以上お世話になっているのですから、社会人としてのマナーを守って、退職しましょう。

退職時に職場と揉めると、その噂・情報が回りまわって、あなたの転職先に伝わる可能性はゼロではありません。しかも、噂に尾ひれがついて、あなたが完全に悪者になった状態で伝わることもあります。

気持ちよく退職し、新しい一歩を踏み出すためにも、円満退職を心がけなくてはいけません。

あなたが退職することを師長に伝えたら、師長はきっとあなたを引き留めると思います。2年目の看護師は戦力になるので、師長としては失いたくないのです。

しつこいと感じるほど引き留められることもあると思いますが、我慢強く毅然とした態度で退職することを伝えて、退職するようにしましょう。

ステップ4=採用試験を受ける

2年目の看護師の転職活動のステップ4は、採用試験を受けることです。ステップ3とステップ4は、退職時期や入職時期によって前後することもあるかもしれません。

2年目の看護師は、面接時に「まだ2年目なのに、なぜ転職するのか?」など退職理由や志望動機を必ず聞かれます。

この時に、自信を持って前向きに答えられるように、しっかり面接対策をしておきましょう。

2年目の転職は、面接官にとっては「少し早すぎる転職」と思われることが多いですが、退職理由や志望動機をきちんと答えることができ、面接官を納得させることができれば、不利になることはありません。

ステップ5=新しい看護師人生の1歩を踏み出す

2年目の看護師の転職活動、最後は転職先に入職して、新しい看護師人生の一歩を踏み出すことです。

2年目の看護師は一通りの看護知識・技術はあるものの、まだ指導が必要な立場ですから、新人看護師時代を思い出して、謙虚な気持ちで働かなくてはいけません。

謙虚な若手看護師は、先輩看護師からかわいがってもらえますので、早く職場になじんで、仲間として受け入れてもらえるようになります。

転職先では細かいことが前の職場と違い、戸惑うことも多いと思いますが、前の職場のやり方にこだわらず、新しい職場のやり方を覚えていくようにしましょう。

最後に、転職が成功した2年目の看護師さんが、最後に私にメールしてくれた転職の感想をご紹介しますね。もちろん、掲載することは本人了承済みです。

新卒で入った病院は、いわゆるブラック病院で毎日ヘトヘトで、休日は家でゴロゴロしているだけの毎日でした。人間関係もギスギスしていて、信頼できる&尊敬できる先輩はいないし、同期の子ともあまり気が合わなくて。今回思い切って転職したら、大げさかもしれませんが、全然景色が違って見えるようになりました。休みはしっかりもらえるし、先輩看護師も優しくて、同じ2年目の看護師のグループにもすぐに馴染むことができて、職場が違うだけでこんなに違うものかと驚いています。自分の中で余裕ができたためか、患者さんにも優しく接することができて、看護って楽しいかもと思えるようになりました。転職して良かったです!ありがとうございました。

まとめ

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看護師2年目で転職する時の5つのステップをまとめましたが、いかがでしたか?まだ一人前の看護師ではない2年目での転職は、やや早い印象もあります。

しかし、メリット・デメリットを比較してメリットの方が大きいと思えば、転職するようにしましょう。

先ほども説明しましたが、2年目の看護師が転職するなら、看護師転職支援サイトを使うと、好条件の非公開求人を探すことができますし、志望動機や面接対策のアドバイスもしてもらえます。

また、転職コンサルタントは円満退職のためのアドバイスもしてくれますので、スムーズに転職活動を進めていくことができます。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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