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看護師の面接|服装や質問&回答例、失敗した時の2つの対策

更新:2023/03/31

[中途採用, 再就職, 転職]

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看護師は面接を受けることに不安を抱いている人が多いと思います。

転職する時には、面接を受けなければいけませんが、どんなことを聞かれるのか、どんな服装で行けば良いのか不安になるのではないですか?

また、失敗したらどうしようと心配になってしまうこともあると思います。看護師の面接での準備や服装、持ち物、流れ、失敗した時の対策などを総まとめしました。

看護師が面接を受ける前にはどんな看護師を採用したいのかを考えよう

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看護師が面接を受ける時には、面接ではどんな服装で、どんなふうに振舞って、どんな回答をすれば採用になるのか不安になると思います。

看護師が転職する時には、面接を受けなければいけません。しかも、採用試験は面接のみとしているところも少なくないので、採用の合否は面接次第になるのです。

面接を成功させるためには、まずはあなたが面接官の気持ちになってみることが必要です。あなたが面接官だったら、どのような看護師を採用したいかを考えてみるのです。

ぜひこの人を採用したいと思われる看護師は、次のような看護師です。

  • やる気のある看護師
  • 第一印象が良い看護師
  • 社会的常識がある看護師
  • 病院の方針に合っている看護師

やる気がある看護師に見せるためには熱意を伝える

やる気がある看護師に見せるためには、面接で「どうしてもこの職場で働きたい!」という熱意を伝える必要があります。そのためには、志望動機が大切です。面接を受ける時には、志望動機をしっかり考えておきましょう。

また、ハキハキとした態度で面接を受けることでも、やる気をアピールすることができます。

第一印象が良い看護師に見せるには笑顔と身だしなみが重要

第一印象が良い看護師に見せるには、やはり笑顔と身だしなみが大切です。第一印象は15秒で決まると言われています。一説には3秒で決まるとも言われています。

だから、面接が行われる部屋に入ってすぐに、第一印象が決まります。面接の部屋に入る時には口角を上げて明るい表情で挨拶をしましょう。

また、身だしなみを整えておくことも非常に重要です。面接時の服装や身だしなみは、あとで詳しく説明します。

社会的な常識がある看護師に見せるにはマナーを守る

看護師はたくさんの人と接する職業ですので、常識がないと務まりません。常識がある看護師に見せるためには、面接時に社会人としてのマナーを守ることが大切です。

先ほども言ったように身だしなみを整え、面接にふさわしい服装で臨むことは基本中の基本です。

それ以外に、正しい敬語を使うこと、会釈や自己紹介がきちんとできることなども重要になります。

病院(職場)の方針に合っている看護師

その職場の方針に合っている看護師、その方針を正しく理解している看護師でないと、面接官は採用しません。

例えば、美容外科クリニックの面接に髪の毛がボサボサでスッピンで、肌がボロボロで、美容にまったく興味がない看護師が来たら、どうでしょうか?

いくら看護スキルが優れていても、方針に合っていないため採用しようとは思いませんよね。

だから、面接を受ける前には、その病院(職場)の理念や方針を調べ、それに合った看護師であるように見せなければいけません。

志望動機に理念や方針に関することを入れるようにすると、正しく理解していること、その職場に適した人材であることをアピールすることができるでしょう。

看護師が面接を受ける服装&身だしなみ

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看護師が面接を受けるためには、面接に適した服装を用意し、身だしなみに気を付ける必要があります。

服装

  • 地味な色のスーツ(黒、紺、グレー)
  • 白のブラウス
  • ヒールが低いシンプルな黒のパンプス
  • ストッキング
  • A4サイズが入るシンプル色・デザインのバッグ
  • アクセサリーはつけない

髪型

  • 髪の毛が長い人は1つにまとめる
  • ヘアアクセサリー等は使わない
  • 髪の色は地毛、もしくは黒~ダークブラウン

メイク

ナチュラルメイクが基本です。化粧が濃すぎるのはNGですが、スッピンも良くありません。社会人としての身だしなみは、メイクは必須です。

明るい表情に見えるようなメイクを心がけましょう。

看護師が面接を受ける時の持ち物

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看護師が面接を受ける時には、忘れ物をしないようにしないといけません。

履歴書と職務経歴書のコピー

面接時に答える内容は履歴書や職務経歴書と矛盾がないようにしないといけないので、直前に見直しておくためにも、履歴書と職務経歴書のコピーを持参しておきましょう。

メモ帳とボールペン

メモ帳とボールペンはいつ必要になるかわかりません。もし、面接前後にアンケートなどを渡されて、ボールペンを持っていなかったら、恥をかくことになりますので、メモ帳とボールペンは必ず持っておきましょう。

面接先の緊急連絡先

面接には絶対に遅刻しないようにしなければいけませんが、事故で電車が遅延するなどやむを得ない事情で遅刻する場合は、早めに面接先に遅刻する理由とどのくらい遅れる見込みかを連絡しておく必要があります。

早めに連絡しておけば、大目に見てくれることもありますので、万が一のことを考えて、緊急連絡先を調べておきましょう。

予備のストッキング

ストッキングはちょっとしたことですぐに破けます。ストッキングが破れたまま、面接を受けるのは、身だしなみがなっていないと思われます。

スーツに生足もマナー的にNGですので、念のため予備のストッキングは持っておいた方が安心です。

スマホ

面接に行くときは、皆さんたいていスマホは持っていくと思いますので、あえて「スマホを持っていきましょう」というのも変な話ですが、スマホがあれば、すぐに面接先への道順がわかりますので、迷うことはありません。スマホが苦手な人は、地図でも代用OKです。

ただ、当日に焦らないように、事前に行き方や所要時間は確認しておくことは忘れないようにしましょう。

看護師の面接の流れを確認!

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看護師の面接の流れをあらかじめ確認しておけば、面接時に慌てることはなく、落ち着いて面接を受けるうことができます。

到着

面接会場には、余裕を持って到着しましょう。約束の時間の15分前には到着できるように計算して、自宅を出発してください。

渋滞や電車の遅延、突然の腹痛が起こっても、15分の余裕があれば、遅刻せずに済むはずです。

ただ、受付をするのは5~10分前がベストです。あまり早すぎると、相手の予定を無視したことになるので、失礼に当たります。

約束の時間の5~10分前に受付にいって、名前と面接の約束があることを告げましょう。

入室

受付で面接の約束があることを伝えたら、面接を行う部屋の前まで案内されると思います。

部屋に入る時には、次のことに注意しましょう。

  • ゆっくり3回ノックする
  • 「どうぞ」という返事があってから、ドアを開ける
  • 部屋に入る時には、「失礼します」と一言添えて、会釈をしてから入る
  • ドアを閉める時は後ろ手ではなく、ドアの方を向いて閉める
  • 椅子の横に立って、自己紹介をして、「本日はよろしくお願いします」とあいさつする
  • 座るように指示されてから座る
  • 姿勢を正して、脚をそろえて座る

これが入室から着席までの流れです。一度、自宅でシミュレーションしてみると良いと思います。

面接開始

着席したら、いよいよ面接開始です。看護師の面接でよく聞かれる質問とその回答例をご紹介します。

志望動機は何ですか?

「急性期病棟で働いていく中でリハビリ看護に興味を持つようになりました。貴院の回復期リハビリテーション病棟では、PTやOTだけでなく看護師も積極的にリハビリに参加し、チームとして患者さんのリハビリを進めているとのことですので、ぜひ貴院で働き、リハビリ看護を深めながら、患者さんのADLアップに貢献していきたいと考えました」

退職理由を教えてください

「前職の急性期病棟で退院指導をしていく中で、患者さんの退院後の生活に興味を持つようになりました。在宅療養を支える訪問看護の分野で働きたいと思い、退職を決意いたしました。」

採用後はどんなことをしたいですか?

「精神科は未経験ですが、自主的に勉強し、指導してもらいながら、患者さんに寄り添い、患者さんの強みを引き出せるようなかかわりができる看護師になりたいと思います。

将来的には精神看護専門看護師か精神科認定看護師の資格取得を目指したいと思っています。」

長所と短所は何ですか?

「私の長所は、ムードメーカーになれることです。いつも笑顔で明るく振舞うことを心がけていますので、学生時代は「あなたがいると場が盛り上がるよね」と言われることがたびたびありました。

短所は1つのことに集中すると、ほかが疎かになりやすいことです。看護の仕事は、視野を広く持ち、マルチタスクを確実に行わないといけないですので、これからは視野を広く持って、同時にいろいろなことができるようになることが私の課題です。」

看護観を教えてください

「私は、縁の下の力持ちのような看護師でいたいと思っています。

重症でも軽症でも関係なく主役は患者さんであり、主役の患者さんが「自分でやる、自分で決断する」ことを自然にできるようなサポートができる看護をしていきたいです。」

自己PRをしてください

「前職では認知症病棟で勤務していました。その時に身につけた認知症の高齢者との接し方やケアの注意点などを貴施設でも活かし、入居者の方の看護をしてまいりたいと思います。」

自己PRは、「あなた何ができるか」を伝えるものですので、前職での経験を転職先でどう活かせるかを考えると良いでしょう。

新卒看護師は、自分の長所を看護師の仕事でどう活かせるかを考えるようにしてください。

退室

面接が終わったら、退室します。最後まで気を抜かないようにしましょう。

  • 椅子の横に立ち、「本日はありがとうございました」とあいさつする
  • ドアを開け、退室する前に「失礼いたします」と会釈する
  • 退室後にドアを静かに閉める
  • 敷地を出るまで誰かに見られていることを意識しておく

面接が終わって退室したら、緊張が解けてその場で「はぁ~」と大きなため息をつきたくなることがあると思いますが、それをあなたの後に出てきた面接官に見られる可能性がありますので、気を抜かずに、そのまま帰宅しましょう。

そして、自宅に帰ってから緊張を解いて、思い切りため息をつくようにしてください。

看護師の面接は逆質問が重要だった!?

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看護師が面接を受けると、面接の終盤に「何か聞いておきたいことはありますか?」のように逆質問があるかどうかを聞かれることがあります。

逆質問は、面接でのアピールチャンスですから、「いえ、特にありません」のように遠慮するのではなく、好印象を持ってもらえる逆質問をして、採用を勝ち取りましょう。

好印象の逆質問

好印象を持ってもらえる逆質問は、仕事への熱意を感じさせる質問です。

  • もし内定をいただけた場合、入職までに勉強しておくべきことはありますか?
  • 貴院で働く上で、最も大切な資質・スキルは何でしょうか?
  • 内定をいただけたら、どの部署に配属になる予定ですか?
  • 将来的に認定看護師を目指したいのですが、私の努力次第で貴院の資格取得支援制度を利用させていただくことはできますか?

このような逆質問は、仕事へのやる気・熱意を感じさせるので、好印象を持ってもらえるはずです。

悪印象の逆質問

逆質問はアピールチャンスですが、質問の内容によっては、逆に悪い印象を持たれる可能性がありますので、注意が必要です。

  • 有給はきちんと消化できますか?
  • 年収はどのくらいになりますか?
  • 残業はどのくらいですか?

このような待遇面をズバッと聞くのは、あまりおすすめできません。気になる点ではありますが、面接で聞くと、面接官に悪い印象を持たれてしまう可能性があります。

また、ホームページやパンフレットを見たらすぐにわかること、求人情報に載っていること、面接中に説明したことなどを聞くのも、きちんと調べていない、人の話を聞いてないと思われますので、逆質問をするのは止めましょう。

看護師が面接を失敗したらどうする?

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看護師が面接に失敗したらどうなるのでしょう?面接に失敗したら、就職試験に落ちますので、採用してもらえません。面接に落ちると、不採用なのです。

だから、面接は事前にしっかり対策しておかないといけないのですが、それでも緊張して、言いたいことを話せなかったり、ちょっと口を滑らせてしまったなんてこともあると思います。

そういう時には、ただ諦めるだけでなく、できることをやりましょう。

お礼メールを出す

面接に失敗して落ちるかもと思ったら、帰宅後すぐにお礼メールを出しましょう。

「緊張してしまって、うまく申し上げられなかったのですが、私は~」のように面接のお礼と一緒に一言添えておくと、少し好印象を持ってもらえます。

採用しようかどうか迷っている状態で、面接官がお礼メールを見たら、「よし、採用しよう」と採用をしてくれることもあるはずです。

面接に失敗したら、落ち込むだけでなく、できることはやっておきましょう。

転職コンサルタントに泣きつく

これは、看護師転職支援サイトを利用して転職活動をしている人限定の方法になりますが、面接に失敗したら、担当してくれている転職コンサルタントにすぐに相談しましょう。

転職コンサルタントの方から、面接官に「こういった理由でうまく伝えられなかったようです。本人はこのように伝えたかったようです。」のようにフォローしてもらえるのです。

転職コンサルタントから面接官に口添えして、採用をプッシュしてもらえれば、面接ではうまくいかなくても採用してもらえる可能性が高くなります。

面接官としては、これからも看護師転職支援サイトから看護師を紹介してもらいたいので、転職コンサルタントからプッシュされたら、断りにくいこともあるのです。

面接でボロボロで弁解の余地がないというほど失敗したら、コンサルタントの力でも挽回できませんが、「ちょっと失敗したかも…。」くらいだったら、転職コンサルタントの口添えで挽回可能な場合もあります。

だから、看護師転職支援サイトを利用して面接した場合は、転職コンサルタントに泣きついてみると良いでしょう。

まとめ

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看護師の面接についてまとめましたが、いかがでしたか?面接をうまく乗り切ることが、採用のためには必要不可欠なことです。

ここでまとめたことをもう一度読み直してから、面接に臨みましょう。

面接に不安を持っている人は、看護師転職支援サイトを使って求人探しをしましょう。看護師転職支援サイトは、求人を紹介してもらえるだけではありません。

面接に失敗した時にもフォローしてもらえますし、志望動機を一緒に考えてくれるなど面接のアドバイスもしてくれるので、利用価値は高いと思いますよ!

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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