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看護師の手取りやからくりを大公開!給料アップの4つの方法も説明!

更新:2023/03/30

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看護師の手取りやからくりを大公開!給料アップの4つの方法も説明!

「看護師の手取りの平均ってどのくらいだろう?」、「私の手取りって安すぎじゃない?なんでこんなに安いの?」と思っている看護師さんは多いと思います。

こんなに頑張ってるのに手取りはこれだけ?おかしくない?

そう思う気持ちもわかります。

看護師の手取りの平均額をまとめていろいろな面から比較分析したので、あなたの手取りは平均よりも高いか低いかを確認してください。

そして、今の手取りに満足していなければ、手取りをアップさせるための方法を実践することをおすすめします。

そうすれば、「こんなに簡単に手取りって上がるの!?」と良い意味でビックリすると思います。

看護師の手取りが給料よりも低くなる理由

看護師の手取りは給料よりも低くなることは、皆さんご存知ですよね。

給料明細を見て、

「なんでこんなに給料から引かれるの?」

と思ったり、もっと言うと

・・・ぼったくりじゃーん!

と叫びたくなることもあると思います。

わかります。

私は看護師ではなく転職コンサルタントですが、私も給料明細を見て、「こんなに引かれるなんて、勘弁してよ」と毎回思いますから。

看護師の給料から引かれるものは、

  • 税金
  • 社会保険料

この2つです。

税金は、住民税と所得税。

社会保険料は厚生年金、健康保険料、雇用保険料ですね。40歳以上だと、さらに介護保険料が引かれます。

このほか、寮に入っている看護師さんは寮費が引かれたり、財形貯蓄をしている人は給料天引きで引かれますが、基本的には看護師の手取りは、

手取り=給料-(税金+社会保険料)

ということになります。

手取りは給料の80%が目安

看護師の手取りは、給料の80%が目安になります。

つまり、20%が税金と社会保険料で持っていかれるんです。

そんなに引かれるの!?

そうなんです。

20%も税金と社会保険料で持っていかれるので、手取りは給料の80%程度になるのです。

もちろん、税金や社会保険料は年収によって上下しますので、年収が低ければ手取りは90%、年収が1000万円のように高ければ60~70%程度になります。

でも、看護師が常勤で働く場合の年収は400~600万円程度だと思うので、看護師の手取りは給料の80%と思って良いと思います。

看護師の手取りと平均給料を大公開!

看護師の手取りと平均給料を大公開します。

先ほど説明したように、看護師の手取りは給料の80%として説明します。

  1. 看護師の平均給料と手取り
  2. 看護師の初任給の手取り

看護師の平均給料と手取り

厚生労働省の平成29年賃金構造基本統計調査によると、看護師の平均給料=33万1,900円です。

  • 平均給料=33万1,900円
  • 平均手取り=26万5,520円

手取りと給料ではこんなにも金額が違ってきます。

頑張って働いた私の給料が…(泣)

と泣きたくなる気持ちも当然だと思います。

看護師の初任給の手取り

次に、看護師の初任給の手取りを見ていきましょう。

看護協会の「2017年 病院看護実態調査」によると、看護師の初任給は、

  • 3年課程卒=26万6,041円
  • 大卒=27万3,854円

となっています。

実は、先ほど紹介した給料から引かれるものの中で、初任給では引かれないものがあります。

そうです!

それは、住民税!

住民税は前年の年収から計算して引かれるので、新卒看護師は住民税が引かれないんです。

住民税は給料額や自治体によって違いますが、看護師の給料額だと7~8%が住民税になります。

ということは、看護師の初任給の手取りは、

  • 3年課程卒=23万4,116円
  • 大卒=24万991円

この程度になると言えます。

新卒看護師は住民税が引かれないから

「新卒の時に貯金しておきなよ!」

と先輩から言われるのです。

ちなみに、一般の大卒の初任給は20万6,100円で手取りは18万1,368円となりますので、看護師の初任給の手取りは、一般よりは高いということになります。

夜勤やってんだから当たり前じゃん!

はい。

まさにそのとおりです。

看護師も夜勤手当がなければ、一般の初任給と変わらない程度しかもらえません。

看護師の手取りを徹底比較してみよう!

看護師の手取りをいろいろな面から比較していきます。

  • 年齢別&性別
  • 都道府県別
  • 職場の大きさ別

これを見れば、

うわ!私の手取り低すぎっ!

とか

平均以上の手取りは貰えているのか。でも、もっとくれ!

とあなたの手取りが平均と比べて、高いのか低いのかが見えてくるはずです。

  1. 年齢別・性別に手取りを比較
  2. 都道府県別に手取りを比較
  3. 職場の大きさ別に手取りを比較

年齢別・性別に手取りを比較

まずは、年齢別・性別で看護師の給料と手取りを比較します。

年代別男性看護師の給料と手取り

 

月額給与

 手取り(給与の80%)

20代前半

275,200

22160

20代後半

322,700

258,160

30代前半

342,100

273,680

30代後半

352,700

282,160

40代前半

354,500

283,600

40代後半

37900

296,720

50代前半

387,400

309,920

50代後半

416,500

333,200

出典:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査

年代別女性看護師の給料と手取り

 

 月額給与

 手取り(給与の80%)

20代前半

284,600

227,680

20代後半

317,700

254,160

30代前半

323,600

258,880

30代後半

331,200

264,960

40代前半

346,100

276,880

40代後半

353,600

282,880

50代前半

359,900

287,920

50代後半

313,200

25560

出典:厚生労働省 平成29年賃金構造基本統計調査

看護師の給料を年代別に見てわかることは、ただ1つ。

昇給率が低い!給料が上がらない!

ということです。

男性サラリーマンの場合、20代前半での平均年収は275万円ですが、50代前半での平均年収は661万円ですので、2.4倍も給料が上がっている計算になります。

看護師の場合は、男性で1.5倍、女性なんてたったの1.26倍。

初任給が高いから、高水準を維持できると言っても、長年頑張っても給料が上がらないのは、

やる気が出ない…

と思う看護師さんが続出してしまいますね。

都道府県別に手取りを比較

次に、都道府県別に看護師の手取りと給料を比較していきます。

ここでは女性看護師の都道府県別の手取りと給料を比べます。

手取りが高い都道府県ベスト3

  • 第1位 東京都=37万円(29万6,000円)
  • 第2位 千葉県=36万900円(28万8,720円)
  • 第3位 神奈川県=35万8,500円(28万6,800円)

手取りが低い都道府県ワースト3

  • 第1位 宮崎県=27万400円(21万6,320円)
  • 第2位 長崎県=28万2,800円(22万6,240円)
  • 第3位 鹿児島県=28万3,300円(22万6,640円)

なんと、手取りが一番高い東京都と一番低い宮崎県では、約8万円も手取りが違ってくるんです。

8万円も違うの???

そうです。

1ヶ月で8万円も違います。

年収にすると96万円。約100万円ですね。

いやいや同じ仕事をしているわけでしょ?

「もしかして、違っていたりする?同じな訳ないか?」

・・・いいえ、看護師の仕事は、どこも大体同じです。

東京都と宮崎県では同じ看護師の仕事をしても、これだけ手取りが違ってきます。

首都圏や大都市だと手取りは高く、地方だと手取りは低めです。

地方の中でも、特に九州地方は断トツで看護師の手取りが低いです。

物価の違いはあるとは言えども、同じ日本でこれだけの差が出るのは衝撃的です。

職場の大きさ別に手取りを比較

最後に、職場の大きさ別に看護師の手取りを比較します。

  • 職員数1000人以上=34万4,800円(27万5,840円)
  • 職員数100~999人=32万4,700円(25万9,760円)
  • 職員数10~99人=31万8,500円(25万4,800円)

看護師の手取りは、大きい職場であればあるほど高くなる傾向があります。

ただ、大きな職場なら必ず高いとは言えないのが難しいところではあります。

手取りが高い職場

  • 大学病院
  • 総合病院
  • 美容クリニック
  • 訪問看護ステーション

手取りがまあまあの職場

  • 有料老人ホーム
  • 透析クリニック
  • 中小規模の病院

手取りが低い職場

  • 特別養護老人ホーム
  • デイサービス
  • クリニック

ザックリと分けると、このように分けることができます。

看護師の手取りは小さなクリニックだと高くなるかも!?

看護師の手取りは、クリニックだと低めであると先ほど説明しました。

これは、看護師の職場は規模が大きいほど給料・手取りが高くなるからです。

でも、医師1人・看護師1人でやっているような超小規模なクリニックだと、看護師の手取りは高くなる可能性があります。

「は?どういうこと?意味わかんなんだけど?」

と思うのも当然です。

ちょっとややこしいのですが、従業員が5人未満の個人経営(法人ではない)の場合は、健康保険と厚生年金の加入義務がないのです。

つまり、従業員5人未満のクリニックだと、健康保険料と厚生年金保険料が天引きされないので、看護師の手取りが高くなるというわけなんですね。

「超ラッキーじゃん!」

と思うのは間違いです。

「やっぱり!嫌な予感がしたんだよ・・・」

ですよね?

就業先で健康保険と厚生年金に加入していないということは、国民健康保険と国民年金に自分で加入して自分で支払うということです。

だから、最終的に手元に残るお金は変わらないということですね。

「な~んだ。期待させないでよ」

「ほら、やっぱりね」

などとガッカリする看護師さんも多いかもしれませんね。

ただ、手取りが多いということに踊らされて、超小規模なクリニックに転職してからガッカリするよりは、今のうちにガッカリしておいた方が良いと思いませんか?

「確かにそうだわ… サンキュー」

と、思ってもらえると嬉しいです。

看護師の手取りはこの2つで決まる!

看護師の手取りを決める要素を確認しておきましょう。

看護師の手取りを決めるのは、この2つ。

  • 基本給
  • 各種手当

「当たり前のことでしょ」

と言われれば、その通りですが、これから給料をアップさせるには、確認しておくべきです。

基本給の平均額は、次のとおりです。

  • 3年課程の新卒看護師=20万114円
  • 勤続10年の看護師=24万3,736円

これを目安にして、今のあなたの基本給が高いかどうかを確認しましょう。

また、各種手当には夜勤手当や皆勤手当、住宅手当、家族手当、危険手当、資格手当、調整手当などがあります。

ここでこだわるべき手当は、この2つ。

  • 夜勤手当
  • 調整手当

夜勤手当は2交替制の場合、平均は1万772円。

でも、1万5,000円以上のところもありますし、7000円程度もしくはそれ以下のところもあります。

月4回の夜勤をやって、1回の夜勤手当が7000円と1万5000円とでは、月に3万2,000円もの差が出ます。

3万2,000円は大きい!!!

だから、夜勤手当にはこだわらないといけません。

また、調整手当も重要です。

調整手当って何?

調整手当とは転職してきた看護師のスキルに応じた給料にするための手当です。

経験加算だけでは評価できないスキルを持っている看護師に対して、調整手当をつけることで、スキルに応じた給料を支給するのです。

この調整手当は数万円から10万円程度になることもあります。

ちなみに、調整手当は大病院ではなく、中小規模の病院がたっぷりつけてくれることが多いです。

基本中の基本である手取りを決める2つの要素、

  • 基本給
  • 各種手当

これを見直すことで、今のあなたの手取りを見直して、手取りをアップさせるヒントが見つかるかもしれないのです。

看護師の手取りをアップさせる4つの方法

看護師の手取りをアップさせるためには、次の4つの方法があります。

  1. 今の職場で夜勤を増やす
  2. 副業をする
  3. 昇進に向けて頑張る
  4. 転職する

この4つの方法の中で、あなたに合った物を選べば、意外と簡単に手取りをアップさせることができます。

今の職場で夜勤を増やす

手取りをアップさせたいなら、今の職場で夜勤を増やしましょう。

師長にお願いすれば、夜勤を増やしてくれるはずです。

1回の夜勤手当が1万円と仮定すると、夜勤を月2回増やせば、月に約1万6,000円も手取りが増えます。

夜勤が嫌いではない看護師さんにおすすめの方法ですね。

手取りは増えて良いけど夜勤が増えたら嫌

という看護師さんのために違う方法を説明します。

副業をする

手取りをアップさせるための方法、2つ目は副業です。

常勤の仕事が休みの日に副業をすれば、手取りを簡単に増やすことができます。

日勤のみの副業は1日8時間で1万2,000~1万5,000円が相場。

ちなみに、夜勤なら1回で3万円が相場です。

「夜勤が増えるのは嫌」という看護師さん向けに副業という方法を説明しているのに、夜勤の話をするのもどうかと迷ったのですが、

1回3万円も貰えるなら話は別!

という看護師さんもいますよね。

日勤2回の副業で1万9,000~2万4,000円の手取りアップ、夜勤1回で2万4,000円の手取りアップになります。

良いかも!でも休みの日は休みたい…

そんなあなたでも大丈夫。

まだ2つの手取りアップの方法が残っています。

昇進に向けて頑張る

手取りをアップさせるための方法、3つ目は昇進に向けて頑張ることです。

主任や師長になれば、役職手当がつくので2~5万円くらいは手取りがアップします。

ちなみに、手取りアップを目的にするなら、認定看護師や専門看護師の資格取得はおすすめできません。

認定看護師や専門看護師の資格手当は平均で5,000円前後です。

でも、資格取得までには100万円以上かかります。

完全赤字!!!

ですから、手取りアップ目的での認定看護師や専門看護師の資格取得はおすすめできません。

手取りアップ目的なら主任や師長など管理職の道を目指すべきです。

管理職はちょっと…それに今すぐ手取りアップしたい!

そんなあなたのために、最終手段を説明します。

転職する

看護師が手取りをアップさせる方法、最後は転職することです。

今よりも給料が高い職場に転職すれば、簡単に手取りをアップさせることができます。

夜勤回数も今のまま。

休日も副業しなくて良い。

管理職を目指す必要もない。

でも、手取りはアップさせることができる!

こんな簡単な方法はありません!!!

「でも、今よりも給料が高い職場なんてあるの?」

と思う看護師さんも多いと思います。

でも、大丈夫。転職すれば、必ず手取りをアップさせることはできます。

先ほどの手取りを決める2つの要素を思い出してください。

  • 基本給
  • 各種手当

今よりも少しでも基本給が高いところを選ぶ。

そして、夜勤手当が高いところを選ぶ。

その中から、あなたのスキルを評価して、調整手当をたっぷりつけてくれるところを選べば、確実に手取りはアップします。

給料が高い職場はブラックとは限らないから大丈夫!

今の職場よりも、給料が高い職場があるから、そこに転職すれば、手取りがアップするのは分かったけれど、1つだけ心配なことが出てきませんか?

手取りが高い病院って忙しくてブラックじゃないの?

手取りが高い病院の中には忙しくてブラックな病院があるのは事実です。

でも、すべてが忙しくブラックな病院というわけではありません。

例えば、調整手当をたっぷりつけてくれるような中小病院だと、有給消化率が高かったり、時間的にゆとりを持って働けるなどホワイトな病院も少なくないです。

詳しくは、「看護師は給料が高い病院なら満足?特徴や金額、5つの重要ポイント!」を参考にしてください。

看護師が手取りアップのために転職するなら看護師転職支援サイトがおすすめ

看護師が手取りをアップさせる4つの方法を説明しましたが、あなたはどの方法が良いと思いましたか?

今の職場で働きながら、手取りをアップさせることはできます。

でも、2~3万円程度ですし、それ以上アップさせようとする場合は、長期的な視野で考えなくてはいけません。

しかも、昇進の場合は確実にアップできるとは言えません。

今すぐ確実にたくさんアップさせたい!

という欲張りなあなたは、転職することをおすすめします。

転職で手取りをアップさせるなら、看護師転職支援サイトを使いましょう。

看護師転職支援サイトを使えば、転職コンサルタント今よりも基本給や夜勤手当が高く、確実に手取りがアップする求人を紹介してくれます。

しかも、希望が中小の病院であれば、調整手当の交渉も転職コンサルタントがしてくれますので、大幅に手取りがアップする可能性があるんです!

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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