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新人看護師の配属先のおすすめはどこ?選び方と不満の時の3つの対処法

更新:2023/06/19

[新人看護師]

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新人看護師の配属先のおすすめはどの診療科でしょうか?新人看護師が配属希望を出す時には、どこを選ぶべきか迷ってしまうこともあると思います。

また、配属先の希望が通らずに悩んでいる新人看護師も多いのではないでしょうか。新人看護師の配属先の選び方と配属先に不満がある時の対処法を説明します。

新人看護師の配属先のおすすめはあなたに合う診療科

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新人看護師の配属先のおすすめは、あなたに合う診療科です。

やはり自分が「この診療科で働きたい!この診療科に興味がある」と思える診療科を希望配属先にすべきです。

ただ、これといった希望の配属先がない、よくわからないという人もいますね。

そういった新人看護師が自分に合う科を見つけるためのポイント、適性に合った科を見つけるためのポイントを説明します。

外科と内科はどっちが良い?

まずは、外科と内科のどちらが良いかを考えましょう。外科と内科のどちらが良いかと言われても、困ってしまうと思いますので、外科と内科のそれぞれの特徴やおすすめポイントを説明します。

外科はオペ前後の看護と処置に強くなる

外科はオペ目的の患者が多いので、オペ前後の看護を経験できますし、オペ創部の処置をたくさん行います。そのため、技術を磨くためには外科系が良いでしょう。

内科は患者さんとのコミュニケーションを重視できる

内科は外科に比べて在院日数が長めなので、外科よりも1人1人の患者さんに寄り添いやすくなります。

また、診療科によるものの、外科よりは全体的に落ち着いた雰囲気のところが多いです。

楽重視?大変だけど頑張る?

次に、あなたは楽を重視したいのか、大変だけどスキルを身につけるために頑張るのか。新人看護師の1年をどのようなスタイルで過ごすのかを考えて、配属先を選ぶのもありです。

看護師にとって、一番大変な科と一番楽な科は価値観によって違います。しかし、一般的に新人看護師にとって一番大変な科は、救命救急センターやICUとされています。

重症患者が多く、常に忙しいので大変なのです。ただ、集中治療系は大変な分、看護師としての成長スピードが速いというメリットがあります。

新人看護師にとって一番楽な科は、精神科や内分泌内科(糖尿病内科)などです。

これらの職場は、オペがなく、ADLが自立している患者が多く、命に関わる疾患の患者が少ないので、比較的楽なのです。

オペがあるためバタバタして忙しいものの、皮膚科や眼科の混合病棟もADL自立の患者が多く、軽症の患者が多いため、楽な科と言えると思います。

しかし、楽な科は体力的にも精神的にも楽なものの、看護スキルの面で言うと、ほかの診療科よりも成長は遅めになります。

新人看護師の1年目をどのように過ごすかを考えて、大変だけどとにかく頑張りたいという人は大変な科を配属先に選び、「私はストレスに弱いし不安だから」という人は楽な科を配属先に選ぶと良いでしょう。

どの部位の疾患に興味がある?

最後に、新人看護師はどの部位の疾患に興味があるかを考えてみましょう?脳疾患、心臓血管系疾患、消化器疾患、筋骨格系の整形外科疾患、呼吸器疾患、神経疾患、精神疾患、婦人科系疾患。

看護師は配属先よって、どんな疾患の看護をするのかは異なりますので、どの部位の疾患に興味があるのかを考えてみると、自然と配属先の候補は絞られてくると思います。

新人看護師の配属先でおすすめの無難な科は消化器・脳・呼吸器・循環器

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新人看護師の配属先のおすすめは、あなたに合う診療科です。

そして、あなたに合う診療科選びの3つのポイントを説明しましたが、それでもどこの診療科を選べば良いかわからないという新人看護師も多いと思います。

病棟選びが難航している新人看護師のために、無難な配属先を紹介しておきましょう。

  • 消化器系
  • 脳神経系
  • 呼吸器系
  • 循環器系(心血管系)

この4つの特徴とおすすめポイントをそれぞれ説明します。この4つの中から、オペ看護がしたいなら外科病棟、オペ看護には興味がないなら内科病棟を選べば、間違いないはずです。

消化器系(消化器外科・消化器内科)

消化器科は、幅広い疾患の看護を経験できます。基本的な看護知識・技術を身につけられますし、がん看護の経験を積むこともできます。

脳神経系(脳神経外科・神経内科)

脳神経系の診療科は、重症患者が多いのが特徴です。また、意識レベルとADLが低い患者の割合が高いので、オムツ交換や体位交換などの力仕事が多くなります。

呼吸器系(呼吸器外科・呼吸器外科)

呼吸器科はがん看護の経験をすることができ、さらに呼吸管理(人工呼吸器や酸素投与)のスキルを身につけられます。

循環器系(心臓血管外科・循環器内科)

循環器系の診療科は、急変が多いのが特徴で、内科でもバタバタしています。循環器系の診療科で働けば、嫌でも十二誘導心電図が読めるようになります。

新人看護師の配属先はおすすめ通りになる?希望は叶う?

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新人看護師の配属先のおすすめはあなたに合う診療科です。

ここまでの説明で、あなたに合う診療科・配属先がある程度決まってきたのではないでしょうか。

ただ、1つの不安が生じると思います。

そうです。

「配属先の希望って叶うの?」

という不安です。

新人看護師の配属先は、病院によって第1希望だけ出すところもありますが、第1~第3希望まで出すところもあります。

また、「配属先については、最大限希望を考慮して決めます」としている病院も多いです。

一昔前までは、新人看護師の配属先の決め方は、非常に事務的でした。

看護師の配属は、適正人数になるかどうかを重視して決められていたので、新人看護師の配属希望は叶わないことも多かったのです。

でも、それは一昔前のこと。

今は違います。

平成24年の「都道府県ナースセンターによる看護職の再就業実態調査」によると、配属先の希望が叶わなかったのは約10%しかいませんでした。

    <正規職員の配属先希望>

  • 希望より良かった:4.9%
  • 希望の通りだった:58.0%
  • 希望より悪かった:11.1%
  • 希望はなかった:21.3%
  • 無回答:4.8%

これは少し古いデータですが、現在もこの傾向は変わっていません。

だから、新人看護師は配属先の希望が叶う可能性が高いと言えます。

ただ、病院から奨学金を借りている人は配属先の希望が叶わない可能性が高くなります。

病院側が新人看護師の配属先の希望を最大限考慮するのは、退職してもらいたくないからです。

看護師を確保するためにも、何とか配属先の希望を叶えて、離職率を下げようとしています。

奨学金返済の義務がある新人看護師は、ほかの新人看護師よりも退職する可能性は低いですよね。

だから、配属先の希望はどうしても後回しになりやすく、不人気の配属先になってしまう可能性はあります。

奨学金返済がある新人看護師は配属希望は叶わなくて当然。希望の配属先に配属になったら、ラッキー!というスタンスの方が、希望が叶わなかった時のショックが少なくて済みます。

新人看護師が配属先のおすすめ・希望とは違った時の3つの対処法

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新人看護師の配属先のおすすめはあなたの希望に合う診療科です。

そして、配属先の希望は叶う可能性が高いです。

でも、配属先の希望が通ることは100%保証されているわけではありません。

残念ながら希望とは違う配属先に配属されることもあります。

希望の配属先に配属されなかった場合、次の3つの対処法があります。

  • 今の配属先で精いっぱい頑張る
  • 異動希望を出す
  • 希望の配属先に配属になる病院へ転職する

この3つの対処法のうち、どれを選択すべきなのかを考えながら、読んでみてください。

今の配属先でできることをやる

新人看護師が配属先の希望が叶わなかった場合、仕事へのモチベーションが上がらないと思います。

せっかく頑張って看護師になって、働きたい診療科があったのに配属にならなかったら、仕事へのやる気をなくしてしまうのも、仕方がありません。

でも、配属先はすでに決まってしまったのですから、今の環境でできることを頑張るしかありません。今の配属先でも、新人看護師が学ぶべきことはたくさんあるはずです。

今の配属先でできるだけたくさんのことを学び吸収しましょう。一人前のできる看護師になってから、希望の配属先で働けば良いのです。

ネガティブな気持ちで働いているよりも、将来絶対に希望の配属先で働く。今はそのための準備期間だ。というポジティブな気持ちで働いたほうが、いろいろなことを吸収できます。

そして、たくさんのことを吸収すれば、希望の配属先でそれを活かすことができるので、希望の配属先で働けるようになった時に、より良い看護ができるはずです。

異動希望を出す

新人看護師が配属先の希望が叶わずに落ち込んでいるなら、正直に師長に伝えて、来年度に異動できるように早めに異動希望を出しましょう。

どうしても働きたい配属先があると師長に伝えれば、異動できるように配慮してくれるでしょう。

救命救急センターを希望していたのに、オペ室に配属になってしまった新人看護師さんが、師長に頼み込んで、2年目には希望の救命救急センターに異動できたというケースもありますので、諦めずに師長にお願いしてみましょう。

配属希望を叶えてくれる病院へ転職する

新人看護師が配属先の希望が叶わず、どうしても仕事のやる気が出ないという場合は、配属希望を叶えてくれる病院へ転職するのも良いと思います。

全然やる気が出ないまま、今の配属先で働くよりも、転職して希望の診療科で働いたほうが、メリットは大きいと思います。

面接時に希望の配属先に配属することを確約してくれる病院に転職すれば、今度こそあなたの希望する診療科に配属になるはずです。

まとめ

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新人看護師の配属先の選び方と配属先に不満がある時の3つの対処法をまとめましたが、いかがでしたか?

配属先の希望は、叶う可能性が高いですが、それは100%保証されているわけではありません。。

どうしても働きたい希望の診療科があるから転職したいと考えている新人看護師は、配属希望を必ず叶えてくれるかを調べなければいけません。

これは、自分では調べたり、配属先について交渉することはできませんから、転職コンサルタントの力を借りましょう。

看護師転職支援サイトの転職コンサルタントは、あなたの希望の配属先を聞いて、その希望を叶えてくれる病院を探してくれます。

そして、転職コンサルタントが看護部の人事担当者と交渉して、必ず配属先の希望を叶えてくれるようにお願いして、約束してもらいますので、今度こそあなたが働きたい診療科で働けるようになるのです。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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