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看護師が美容皮膚科に転職、押さえておくべき仕事の特徴やメリット・デメリット、向き不向きや注意点を解説!

更新:2023/04/11

[転職]

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看護師が美容皮膚科に転職する場合に知っておいた方が良い仕事の特徴、メリット・デメリット、向き不向き、注意点を解説していきます。

美容皮膚科を様々な角度からしっかりと理解した上で、転職先として検討することが大切ですよ。

※美容外科についての記事をご覧になりたい方は、当サイトの「看護師が美容外科に転職、押さえておくべき仕事の特徴やメリット・デメリット、向き不向きや注意点を解説!」をご覧ください下さい。

看護師が美容皮膚科に転職、押さえておくべき仕事の特徴

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看護師が美容皮膚科に転職、押さえておくべき仕事の特徴にはどのようなものがあるのでしょうか?

仕事の特徴1:美容皮膚科は覚えることがたくさん?

美容皮膚科の看護師は、仕事において覚えることが非常に多いという特徴があります。まず、美容皮膚科は多くの化粧品、いわゆるドクターズコスメを取り扱っているケースが多いです。

看護師が販売員というわけではありませんが、患者様に接する中で肌の状態などを説明しつつ、いろいろなドクターズコスメを勧めたり、逆にお勧めを患者様から聞かれることもあります。

そういった時に、適切なドクターズコスメを案内する必要があり、基本的にクリニックに置いているドクターズコスメについて全て把握しておく必要があります。

もちろん、ドクターズコスメだけを覚えれば良いわけではなく、他にも多くの覚える仕事があります。また、一旦覚えても医療機器を入れ替えるとまた一から覚えることになることもあります。

まさにずっと勉強していくという環境に身をおくことになるのが、美容皮膚科の仕事の特徴と言えますね。

仕事の特徴2:美容皮膚科の看護師は肌が強くないと難しい?

美容皮膚科の看護師は肌が綺麗でないとだめ、という認識があるかもしれませんが、実際は綺麗かどうかよりも肌が強いかどうかの方が重要です。

というのも、ドクターズコスメやレーザーの照射などを自分自身の肌を実験台として利用して、商品を把握していく、もしくはスキルアップしていくというケースが多いためです。

例えば、新人が入ってきた時には、自分の肌を貸して看護師が照射できるレーザーの練習をしたりすることもあります。

いろいろなものを試供することで肌が綺麗になることもありますが、あくまで練習や試供なので、肌のトラブルが起きることも少なくありません。

また、いろいろなドクターズコスメを併用して試すことで、肌が弱いと荒れてしまうこともあります。ある程度肌が強くないと、スキルアップをしながら長く勤務していこうと考えると難しいかもしれません。

仕事の特徴3:高いコミュニケーション能力、及び気遣い、心配りが必要です

美容皮膚科のお仕事は、医師の診察介助から採血、点滴、注射といった一般的な看護業務、そしてレーザー脱毛などのレーザー機器の照射、患者様への説明業務などがあります。

そして、特徴的なのはとにかく患者様と接する機会が非常に長く、また患者様が気軽に相談できる相手が看護師となることが多いのです。

更に、自由診療ということで患者様は高額な料金を払って来院されていることもあり、気遣い、心配りの行き届いたサービスを提供しないと、リピーターになってくれません。

患者様が安心して施術を受けられる誘導であったり、待ち時間を快適に過ごしてもらえるような声掛けなど様々な部分で高いコミュニケーション能力と気遣い、心配りが求められるのです。

看護師が美容皮膚科に転職する場合のメリット

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看護師が美容皮膚科に転職する場合のメリットにはどういったことがあるのでしょうか?

メリット1:美容に対する知識を身につけることができる

美容皮膚科では美容に対する知識を身につけるために、いろいろな院外研修に出かけたり、ドクターズコスメをお試しで利用してみたりする機会があります。

よって、美容について興味関心が強い看護師であれば、美容皮膚科で働くことが楽しくて仕方ない状況になります。

また、仮に自分で美容の勉強をしようと考えた時には、勉強会や研修会などに出席すると、それなりに費用がかかりますが、美容皮膚科で働いていればそういった勉強、研修費用もクリニック持ちで行かせてもらえることがあります。

つまり、お金を払ってでも勉強したいと思えることを、無料で勉強する機会をもらえる可能性があるのです。

純粋に仕事が楽しくて仕方ないと思えることが、メリットの1つと言えますね。

メリット2:自由診療と保険診療、両方に関わることができる

美容皮膚科の場合、自由診療だけでなく、皮膚科分野や形成外科分野の保険診療も行っているクリニックが多く、自由診療と保険診療を両方経験することができるケースがあります。

これがメリットと言えるのは、自由診療だけの例えば美容外科クリニックで長年勤務していると、保険診療の内科や外科の一般クリニックで採用されにくくなる傾向があるためです。

自由診療で長く勤務をしていると、医療従事者というよりもサービス業の要素が強くなってしまい、保険診療のクリニックに戻った時に、患者様に対して必要以上のサービスを提案してしまったり、サービス部分に対して不満を感じたりしやすくなってしまいます。

結果として、考えが合わずに早期退職になってしまいがちなのです。

よって、保険診療の感覚も持ちながら美容分野の勉強もできる美容皮膚科のクリニックは、先を考えた時にメリットが高い職場と言えます。

メリット3:患者様と接する時間が多い

美容皮膚科ではレーザー脱毛を看護師が対応したり、患者様に対する説明業務を医師に代わって行ったりすることが多くあります。

よって、患者様とダイレクトに関わり、患者様の不安に思っていることなど聴く機会を持つことができます。

病院や一般的なクリニックでは、忙しさに追われて業務的に患者様をさばくといった感じになっていることが多く、そういった面に対して物足りなさを感じ、退職する看護師もいます。

美容皮膚科は美容に対する興味関心が強い看護師が集まりますが、じっくりと患者様と関わりたいと考えている看護師から見てもメリットが大きい職場なのです。

看護師が美容皮膚科に転職する場合のデメリット

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看護師が美容皮膚科に転職する場合のデメリットにはどういったことがあるでしょうか。

デメリット1:覚えることが多くなかなか一人前になれない

美容皮膚科の場合、覚えることが大変多いというデメリットがあります。もちろん、どの診療科目でも覚えることはたくさんありますが、美容皮膚科は自由診療と保険診療、更に介助だけでなく自分自身が操作する医療機器などもあります。

また、レーザー脱毛器などは、レーザーの照射の加減によって効果が代わってきますので、やけどすることなく高い効果が得られる強さを判断していくことも必要になります。

こういったことは感覚として覚えていくことになりますので、経験を積むことで分かってくることですが、一人前の美容皮膚科看護師となるのに数年はかかるケースが多いです。

よって、美容皮膚科の中で興味がある分野があったとしても、そこにたどり着くまでに辞めてしまうという看護師も少なくありません。

新卒であれば我慢できるかもしれませんが、美容皮膚科でなくても経験がある看護師からすると、一人前になかなかなれないのは苦痛を伴うものです。

デメリット2:クリニックによってやり方が大きく違うことがある

美容皮膚科では看護師の行う業務がクリニックごとに大きく違うことがあります。というのも、自由診療の部分があるためです。

保険診療は全国で統一した内容になりますので、やり方に関してもいくらかの違いがあったとしても、基本的には同じです。

しかし、自由診療はその名の通りやり方も自由なのです。例えるなら、保険診療は全国チェーンのファミレス、自由診療は個人店です。

全国チェーンのファミレスだと、やり方も値段も決まっていますが、個人店の場合は店舗ごとに自由に値段を決め、自由な作り方をしています。

ハンバーグにしても、個人店のA店とB店では全く違うものが出てきて当然ですよね。自由診療とはそういうものなのです。

よって、美容皮膚科クリニックで経験を積んだ上で、同じ内容の自由診療を行っている別の美容皮膚科クリニックに転職した場合、また一からとなってしまうことも普通にありえるのです。

そして、「あのクリニックのやり方は良かったけど、今のクリニックのやり方は怖い」ということも普通にあり、転職する際のクリニック選びも難しいのです。

こういった面も大きなデメリットと言えるでしょう。

デメリット3:給与はそれ程高くない

美容皮膚科の場合はそれ程給与が高くなく、一般的なクリニックと同等、もしくは若干高めという程度になっているケースが多いです。

これは、美容皮膚科クリニックが儲かるのかどうなのかという点が大きいですね。美容皮膚科のクリニックはレーザー治療が多くなっていますが、最近ではエステサロンなどで格安のレーザーが増えており、価格競争が起きています。

よって、値段を抑えなくてはいけなくなり、結果として収益があまりない状況になってしまっていることもあります。

もちろん、インセンティブなどがあり、業績によっては高収入になることもありますが、なかなか高額なインセンティブを手にすることができるような状況ではなくなっているのが現実です。

美容皮膚科の仕事に向いている看護師ってどんな人?

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美容皮膚科の仕事に向いている看護師ってどんな人なのでしょうか?

美容皮膚科の仕事に向いている看護師はコミュニケーション能力が高い人

美容皮膚科の仕事に向いている看護師は、高いコミュニケーション能力を持っている人と言えます。

看護師はそもそもコミュニケーション能力は必要な職種ですが、その中でも美容皮膚科はより高いものが必要なのです。

というのも、美容皮膚科の看護師は患者様に対しての説明業務、場合によってはレーザー脱毛を行いながら、その間雑談をすることもあります。

こういったことを難なくこなすことができることが、美容皮膚科の看護師に求められているのです。

美容皮膚科の仕事に向いている看護師は向上心が強い人

美容皮膚科の看護師として仕事をする際に、常に向上心を持って追求していく姿勢が必要です。

上記でも触れていますが、美容皮膚科では経験による感覚が非常に重要になってくるためです。

よって、休み時間でも同僚に協力してもらってレーザー脱毛の練習をする、新しい医療機器が導入された時には使い方を覚えて実際に使ってみる、化粧品なども新しいものが入ってきたら試してみる、などが必要なのです。

こういったことを嫌々行うのではなく、楽しく行える人が美容皮膚科に向いていると言えますね。

看護師が美容皮膚科に転職する際の注意点

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看護師が美容皮膚科に転職する際の注意点として、どのようなものがあるのでしょうか?

注意点1:美容皮膚科クリニックで行っている施術、治療内容をしっかりと把握すること

美容皮膚科の中でもどういった施術を行っているかはクリニックによって大きく異なります。また、メインとして行っている施術、治療は何なのかを知っておくことも大切です。

こういったことを把握しておかないと、せっかくある施術に興味があって転職先として選択したのに、その施術は年に数件しかない、となると転職した意味がない、となってしまうかもしれません。

ホームページの情報だけでなく、しっかりと実情を把握して選択するようにしましょう。

院長の考えをしっかりと把握すること

これは一般のクリニックでも一緒ですが、院長の考えをしっかりと把握して転職先として選択することが大切です。

美容皮膚科クリニックでも、院長の考えによって今後の方向性が決まっていくケースが多いため、今後美容皮膚科としてどうしていきたいと考えているのか、患者様に対する診察のポリシーにはどういったことがあるのか、などを上手く面接時に聞き出すことができると良いでしょう。

まとめ

看護師が美容皮膚科に転職する際の仕事の特徴、メリット・デメリット、向き不向き、注意点を説明しましたが、いかがでしたでしょうか?

美容皮膚科の仕事の特徴は、覚えることが多いこと、そして自分自身の肌を実験台にするケースも多いといったことです。

よって、メリットとしては美容に関して知識を身につけることができますし、場合によっては自分自身が綺麗になることができます。

美容皮膚科に興味関心があり、人を綺麗にしたい、そして自分も綺麗になりたい、という気持ちが強い方には天職と言えるでしょう。

逆にデメリットとしては覚えることが多いため、なかなか一人前になれません。よって、興味関心が高く、真剣に学んでいく気持ちがなければ、途中で挫折してしまう可能性も高いのです。

こういったことから、美容皮膚科に向いている人は向上心が強い人と言えます。興味関心と向上心があれば、美容皮膚科の仕事内容をしっかりと覚え、楽しく仕事ができるはずです。

また、美容皮膚科の注意点としては、美容皮膚科クリニック各々のメインとなる施術であったり、院長の考えなどをしっかりと把握した上で転職先を決めないと、こんなはずではなかったとなりやすいことですね。

美容皮膚科は自由診療の部分も多くありますので、クリニックごとにメインとなる施術が違いますし、院長の考えによって同じ施術に関してもクリニックごとにやり方が違うこともあるのです。

そういったことを事前に把握するために、看護師転職支援サイトを活用するのも1つの手段です。転職コンサルタントがしっかりと確認してくれますので、安心して転職先を決めることができる可能性が高くなります。

自分だけで確認するのは限界がありますので、こういった便利なサービスは活用するようにしましょう。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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