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新人看護師に人気の科とおすすめの科は違う?先輩の意見を聞くと良い?

更新:2023/04/07

[新人看護師]

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新人看護師に人気の科とおすすめの科は違うことがあります。新人看護師が働きたいと思う科と、数年後に一人前の看護師になってから「新人の時にはこの科で働けば良かった」と思う科は違うのです。

新人看護師が働くべき診療科を新人看護師目線と先輩看護師目線で比べてみましょう。

新人看護師に人気の科ってどこだろう?

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新人看護師に人気の科は、次の3つがあります。

  1. 無難に消化器科
  2. 楽しそうだから整形外科
  3. 子どもと遊べる小児科

なぜ、この3つの診療科は新人看護師に人気なのかを説明していきます。もちろん、新人看護師は、みんなこの診療科で働きたい!と思っているわけではありませんが、この3つの診療科は比較的人気が高いのです。

無難に消化器科

新人看護師に人気の科の1つ目は、消化器科です。病院によっては、消化器内科と消化器外科に分かれていることがありますね。

なぜ、新人看護師は消化器科で働きたいと思うのか、実際に消化器科への配属を希望した新人看護師さんの意見を聞いてみましょう。

「入職前に配属希望を提出しなければいけなかったんですけど、正直どこを選んで良いか迷ってしまって。だって、それぞれの診療科がどういうところなのかが、いまいちよくわからなかったんです。

だから、無難に消化器科病棟を配属希望にしました。学校の先生が、「消化器科が無難じゃない?とりあえず、消化器科を選んでおけば、間違いないわよ」と言っていたので。やっぱり無難が一番かなと思いました。」

確かに、消化器科は疾患が幅広いですし、がん看護もできます。NPOの患者も多いので、栄養管理についても学べますので、無難と言えば無難であり、新人看護師に人気があるのも納得です。

楽しそうだから整形外科

新人看護師に人気の科の2つ目は、整形外科です。整形外科病棟を選んだ新人看護師の意見を聞いてみましょう。

「私は整形外科病棟を選びました。実習中は整形外科での実習が一番楽しかったという理由もあるんですけど、ほかの科に比べて、若い患者さんが多いし、患者さんとお話しながら看護できるので、楽しそうですよね。密かに、患者さんとの出会いも期待しています(笑)。

あとは、1~2週間で元気になって退院していく人が多いので、回復を感じやすいこと、亡くなる方がほとんどいないので、精神的に楽なことも、整形外科を選んだ理由です。」

整形外科病棟は急性期でオペもありながら、重症患者は少なめで死亡退院が少ないこと、回復を実感しやすいこと、患者の年齢層が若く、コミュニケーションを取りやすいことなどが新人看護師に人気の秘密なんです。

子どもと遊べる小児科

新人看護師に人気の科の3つ目は、小児科です。新人看護師で小児科病棟を選んだ新人看護師の意見を聞いてみましょう。

「私が小児科を選んだ理由は、子供と遊べて楽しそうだからです。私、子供が好きなんです。だから、子供と触れ合えて、子どもと遊びながら働ける小児科を選びました。

でも、正直後悔しています。入院している子はみんな重症で、あまり遊べるような状態じゃないし、それより忙しすぎて遊ぶ時間もありません。

しかも、親が面倒なんですよね…。子供の看護よりも親の対応に疲れ果てています。新人をうちの子につけないで!なんて言われるし。

入職前に戻って、違う科を選びたいというのが本音ですね。」

看護学生の間では、小児科は人気の科の1つになっています。でも、実際に小児科に配属になると、理想と現実のギャップに苦しむ人も多いですね。

新人看護師に人気の科、先輩目線だとどこだろう?

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新人看護師に人気の科を先輩目線で見ていきましょう。一人前の看護師になってから、「新人看護師の頃はあの診療科で働けば良かった」と思う診療科はどこなのでしょうか?

  1. ICUで急変対応ができるようになりたかった
  2. 循環器科で心電図を読めるようになりたい
  3. 手術室で働きたかった
  4. 救命救急でやりたかった

ICUで急変対応ができるようになりたかった

先輩看護師の視点で新人看護師が働くべき診療科の人気No.1はICUです。

28歳 看護師7年目 整形外科病棟

「新人看護師で整形外科病棟に配属になりましたが、ICUで働いていれば良かったと思っています。私は、いまだに急変であたふたしてしまうので…。最初からICUで働いていれば、自信を持って急変対応できたのかなぁと思います。」

循環器科で心電図を読めるようになりたい

先輩看護師の視点だと、循環器科も新人看護師に人気の診療科ですね。

35歳 看護師11年目 療養型病棟

「私は循環器科に戻りたいです。いまだに心電図が苦手で、3誘導がやっと。12誘導はちんぷんかんぷんなので…。新人看護師の時から循環器科で働いて、心電図が読めるようになりたいですね。

それに、循環器科は自分で勉強するだけでは限界があって、症例を見ながらの方が勉強が進むので、新人看護師は大変だけど循環器科で働いたほうが良いと思います。」

手術室で働きたかった

意外かもしれませんが、手術室も先輩看護師視点では、新人看護師に人気の診療科なんです。

32歳 看護師10年目 消化器外科病棟

「今、新人看護師時代に戻れるなら、手術室を希望したいです。手術室出身の後輩看護師を見ていると、解剖生理に詳しいし、処置も正確で速いし、器械類も詳しいし、うらやましいです。

病棟→手術室よりも、手術室→病棟の方が慣れやすいそうなので、新人看護師の時に、手術室を経験しておくのも良かったなって。30代になってから手術室にチャレンジする勇気はないですね…。」

救命救急でやりたかった

救命救急センターも、先輩視点では新人看護師に人気の科なんです。救命救急センターは憧れている新人看護師は多いものの、「大変そうだから…」という理由で、敬遠されがちなんですよね。

45歳 看護師18年目 訪問看護ステーション

「新人看護師はできる事なら救命救急センターで働くと、幅広いスキルを身につけられるので、将来はどんな診療科に行っても、重宝されるからおすすめですね。

私も、新人看護師に戻れるなら、今度は救命救急センターを選びたいです。今は、もう45歳なので、体力的についていけないので、無理なんですが。若い時には、一度は救急の現場を経験しておけばよかったとちょっと後悔しています。」

新人看護師に人気の科は先輩視点だと違う理由

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新人看護師に人気の科は、新人視点と先輩視点では違います。新人看護師に人気の科は、どこか理想や憧れの要素が強いですが、先輩視点での人気の科は経験に基づいたものです。

先輩視点での人気の科の共通点とは何でしょうか?なぜ先輩看護師視点だとICUや救命救急センター、循環器科、手術室などが選ばれたのでしょう?

  1. できれば楽しく働きたいのが新人看護師
  2. 新人の時に苦労しておけば後が楽だと考えるのが先輩看護師

できれば楽しく働きたいのが新人看護師

新人看護師に人気の科は、楽しそうな職場や無難な職場です。一部のやる気のある新人看護師は集中治療部門を選ぶこともありますが、多くの新人看護師は「そんなに苦労したくない」と思うものです。

実習が辛ければ辛いほど、できるだけ無難で大変ではない職場、楽しそうな職場を選ぶ傾向にあります。

新人の時に苦労しておけば後が楽だと考えるのが先輩看護師

先輩視点だと、新人看護師の時に苦労をしておくと後が楽になるという考えで、診療科を選びます。

あとから苦労するよりも、新人看護師の時に苦労をして、たくさんのことを吸収し、経験しておけば、その後は楽ですし、いろいろな職場で重宝されることをを知っているのです。

だから、集中治療部門や手術室、循環器科などを新人看護師は選ぶべきとしているのです。

また、これらの職場は体力勝負なので、新人看護師の若い時に経験しておいたほうが良いという考えもありますね。

新人看護師が診療科を選ぶなら、先輩看護師の意見も尊重して

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新人看護師に人気の科と先輩視点の人気の科を比べましたが、新人看護師が診療科を選ぶなら、先輩看護師の意見を尊重するようにしましょう。

やはり経験者の意見を聞くことは大切です。新人看護師の時に苦労しておけば後が楽なんです。

これは価値観の違いですが、あとから苦労するのと今苦労をするのではどちらが良いでしょう?

ちなみに、このように書くと、新人看護師に人気の科である楽そうな診療科を選ぶと、楽に働けると誤解されそうですが、新人看護師は基本的にどこの診療科を選んでも苦労します。

ICUや救命救急センターを選んだ時の苦労度を100とすると、整形外科の苦労度は80くらいだと思うので、結局は苦労するんです。

だから、新人看護師の時に頑張っておくことを考えてみるのも良いのではないでしょうか?

まとめ

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新人看護師に人気の科と先輩視点での人気の科を比べてみました。

新人看護師は実習で苦労したために、できれば楽で無難な診療科で働きたいと思う人が多いですが、先輩看護師視点だと新人看護師は苦労してでもたくさんのことを学べる診療科で働いたほうが良いのです。

価値観の違いにもよりますが、あとから苦労するくらいなら、新人看護師の時に苦労しておいた方が良いと思いませんか?

今からでもICUや救命救急センター、オペ室、循環器科などで働きたい新人看護師さんは、そこに配属してもらえる病院へ転職を考えてみるのも良いでしょう。

あとから楽をしたい、どこでも重宝されるスキルを身につけたいなら、新人看護師の今が勝負です。同じことを学ぶにしても、新人看護師の時に学ぶのと、5年目になってから学ぶのでは、吸収力が異なります。

だから、今のうちに転職して苦労しておくのも良いと思います。転職を考えている人は、転職コンサルタントに相談すると、配属希望が叶って、きちんと指導してもらえる病院を紹介してもらえます。

看護師転職支援サイトの転職コンサルタントは、病院と配属交渉をしてくれますし、教育制度を細かく調べてくれるのです。

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執筆者情報

なーすのきもち編集部
なーすのきもち編集部
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