看護師が働きやすい病院=ランキングは間違い!探し方の5つの手順

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看護師が働きやすい病院とは、どのような病院でしょうか?あなたにとって働きやすい病院を確実に探すための5つの手順をまとめました。

また、看護師にとって働きやすい職場とは病院だけなのかを考えていきましょう。

看護師が働きやすい病院=ランキングは間違い!

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看護師が働きやすい病院とはどんな病院でしょうか?「病院評判ランキング」や「人気病院ランキング」などは信用して良いのか、ちょっと不安になっている看護師もいると思います。

看護師が働きやすい病院とは、働いていて満足度が高く、長く働ける病院だと思います。

しかし、「満足度が高く長く働ける病院」とは、どんな病院かは人によって違うのです。確かに、次のような病院は働きやすいですし、誰でも満足度が高いです。

  • 年間休日130日以上
  • 有給消化率は80%以上
  • 仕事は体力的にも精神的にもとても楽
  • 人間関係が良好で、毎日楽しい
  • 給料は年収700万円以上
  • 残業ゼロ
  • 子育てに理解があって、みんな協力的
  • 院内託児所は24時間対応で病児保育OK

このような病院があれば、ぜひ働きたいと思いますよね。ただ、現実問題として、こういったパーフェクトな職場はありません。

また、「私はとにかくスキルアップしたい」とか「給料を稼ぎたい」、「楽にまったり働きたい」、「子育てとの両立が一番」のように1人1人価値観によって病院に求める条件が違います。

そのため、「この病院が働きやすい病院です!」と決めつけることはできません。

どんな病院が働きやすいかは、人によって違うのです。だから、「病院評判ランキング」や「人気病院ランキング」などを鵜呑みにして、1位の病院を選べば、必ず働きやすい病院で働くことができるというわけではありません。

あなたにとって働きやすい病院を探すためには、いろいろ調べて、本当にあなたが働きやすいのか、満足度は高いのか、長く働けるのかを考えて、選ばなければいけないのです。

看護師が働きやすい病院を探す5つの手順

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看護師が働きやすい病院を探す場合、本当に自分にとって働きやすい病院を探さなくてはいけません。みんなにとって働きやすい病院であっても、あなたにとって働きやすい病院であるとは限りません。

確実に働きやすい病院を探すためには、5つの手順で病院探しを進めていく必要があります。

  • 手順1 病院に求める条件を決める
  • 手順2 働きやすい病院評価の認証を受けた病院と似たような病院を探す
  • 手順3 その中からあなたの希望に合った病院を探す
  • 手順4 念のためブラック病院ではないかをチェックする
  • 手順5 忘れがちな条件を確認する

手順1 病院に求める条件を決める

看護師が働きやすい病院を探すなら、まずは病院に求める条件を考えましょう。

あなたは、なぜ働きやすい病院を探しているのですか?どんな病院なら働きやすいと感じますか?どんな条件は絶対に譲れないですか?

こういった自己分析をすることから、働きやすい病院探しは始まります。

例えば、とにかくガッチリ稼ぎたいという希望がある人は、多少忙しくても、少し残業が多めでも、年収が高い病院なら働きやすいと感じるはずです。

楽を重視したい人は、年収が低くても、仕事が楽で休みが多い病院で研修や勉強会が少ないと働きやすいと感じます。

バランス重視の人は、給料もそこそこ、休日数もそこそこ、仕事のハードさもそこそこで、飛びぬけた特徴はないけれど、全体的に平均以上の病院が働きやすいと思います。

子育て中の人は、時短勤務制度が使えたり、24時間の託児所があること、また病棟ではなく土日休みの外来配属になれる病院が働きやすいと感じますよね。

このように働きやすい病院は、人それぞれ違うので、まずは病院に求める条件を書き出して、条件の優先順位をつけるようにすると良いでしょう。

こういった自己分析をして、病院に求める条件を書き出し、優先順位をつければ、どのような病院があなたにとって働きやすいのかが、ぼんやりと見えてくるはずです。

もし、自己分析の結果、とにかくガッチリ稼ぎたいと思った人は、「看護師は給料が高い病院なら満足?特徴や金額、5つの重要ポイント!」を参考にすると良いでしょう。

また、休みが多いことが優先順位第1位なら、「看護師の休みが多い職場はどこ?4つの条件と具体例まとめ」を、残業が嫌な人は「看護師のサービス残業は当たり前!?定時退勤できる職場10選まとめ!」を読むと、さらに具体的なイメージが湧きやすくなると思います。

手順2 働きやすい病院評価の認証を受けた病院と似たような病院を探す

働きやすい病院を探すなら、次に働きやすい病院評価の認証を受けた病院と似たような条件の病院をいくつかピックアップしましょう。

NPO法人イージェイネットは、働きやすい病院評価を行って、100点満点中70点を以上の評価を得た病院を働きやすい病院として認証しています。

働きやすい病院評価は、トップのコミットメント、ハード面、ソフト面、コミュニケーションの4つの側面をさらに細かく細分化して行っています。

2017年10月時点で、働きやすい病院評価の認証を受けている病院は全国で17病院あります。

これらの病院は、第三者的視点で「働きやすい病院です!」という評価を受けているのですが、全国に17ヶ所しかありませんし、あなたにとって本当に働きやすい病院なのかはわかりませんね。

しかし、1つの参考にはなるはずです。だから、働きやすい病院評価の認証を受けている病院の条件面で似たような病院を探せば、ある程度働きやすい病院を絞り込むことができます。

<働きやすい病院評価の認証を受けている病院の共通点>

  • 年間休日は110日以上
  • 給料はやや高め(特に夜勤手当が高め)
  • 託児所がある
  • 教育制度が整っている
  • 福利厚生が手厚い

このような病院は第三者的に見ると、働きやすい病院ですので、あなたが働きやすい地域の中で、このような病院をピックアップしてください。

手順3 その中からあなたの希望に合った病院を探す

看護師が働きやすい病院を探す手順、3つ目は先ほどピックアップした働きやすい病院評価の認証を受けている病院と似たような条件の病院の中から、あなたの希望に合った病院を探すことです。

手順1であなたが病院に求める条件、あなたが働きやすいと感じる条件を書き出しましたよね。

ピックアップした病院の中から、あなたが求める条件に一番近い病院を選んでください。

手順2でピックアップした病院は、誰にとってもある程度働きやすい病院と言うことができます。そして、その中からあなたの条件を最も満たす病院を選べば、その病院はあなたにとって最も働きやすい病院と言えるのです。

手順4 念のためブラック病院ではないかをチェックする

看護師が働きやすい病院を探す手順の4つ目は、念のためブラック病院ではないかをチェックしてください。

手順3で選んだ病院は、おそらくあなたにとって働きやすい病院だと思います。しかし、もしかしたら、実はブラック病院の可能性もあるのです。

働きやすい病院だと思って選んだら、実はブラック病院だったなんて、洒落になりません。

だから、ブラック病院ではないかを確認しておく必要があるのです。ブラック病院の特徴には、次のようなものがあります。

  • 離職率が高い
  • いつでも求人が出ている
  • 残業時間が多い
  • 残業手当がつかない
  • シフトが厳しい
  • 師長や院長のパワハラがある

離職率が高い

離職率が高いということは、転職してきた看護師が定着せずに、すぐに辞めてしまうということです。離職率が高い=働きにくいブラック病院と考えて間違いありません。

日本看護協会の調査によると、常勤看護師の離職率は10.9%ですので、この数字よりも明らかに高い病院は、ブラック病院と考えて良いでしょう。

いつでも求人が出ている

365日いつでも求人を出している病院は、ブラック病院の可能性が高いです。求人サイトを見ると、いつでも求人を出している病院がありますね。

そういう病院は人が集まらない、もしくはすぐに辞めてしまう(離職率が高い)と言うことになります。

手順3で病院を絞り込み、求人を見つけたら、その求人はいつから出ているのかを確認しなければいけません。

残業時間が多い

残業時間が多い職場も、ブラック病院の可能性が高いです。急性期病棟だと、残業が多めになるのは仕方がないですが、それでも残業をなくそうとしている病院は、急性期病棟でも、月の残業は5~10時間程度です。

20時間以上の平均残業時間がある病院は、働きやすい病院とは言えません。

「とにかく稼ぎたいから、残業は大歓迎!」という看護師はともかく、基本的には残業時間は少ないほうが良いです。

どんな病院を選ぶかにもよりますが、できれば残業は月10時間以下のところを選ぶべきです。

残業手当がつかない

残業手当がつかない病院は、間違いなくブラックです。看護師にただ働きを強要しているということになりますから。

定時でタイムカードを押させて、そこから残業させるような病院もあります。そのような病院は表向きは残業がないことになりますので、残業手当は付きません。

ブラック病院を避けるためには、残業手当がきちんともらえるかどうかを確認しておきましょう。

シフトが厳しい

ブラック病院かどうかをチェックするためには、看護師のシフトも確認しなければいけません。

看護師の休日数は110日以上あっても、明け日勤のシフトを平気でつけてきたり、6連勤や7連勤の勤務がある病院は、あまり良い病院とは言えません。

明け日勤はもってのほかですが、5連勤を超えるシフトを組む病院も、看護師の労働環境をあまり考えていない職場ですので、避けたほうが無難だと思います。

師長や院長のパワハラがある

師長や院長のパワハラがないかどうかも、ブラック病院を避けるためには確認しておかなくてはいけません。

個人病院などの小規模病院の場合、院長や師長の権限が強くなります。

院長や師長がえこひいきをしたり、管理職・経営者としての能力が欠けていると、外からはわからないけれど、人間関係が最悪だったり、求人情報の内容と実際が違うなど、中に入ってみないとわからないブラック病院であることが多いのです。

これらのことをきちんと確認して、選んだ病院がブラック病院ではないかを確認しないといけません。

手順5 忘れがちな条件を確認する

働きやすい病院を探す時には、最後に忘れがちな条件を確認しておきましょう。

ここまで、働きやすい病院評価の認証を受けている病院と似た病院の中から、あなたが希望する条件を満たす病院をピックアップし、さらにブラック病院ではないかをチェックしました。

最後に、忘れがちだけど、意外と重要な項目をチェックしておきましょう。

  • 通勤が楽
  • やりたい仕事ができる
  • 独身者と既婚者の割合

通勤が楽

働きやすい病院は、通勤が楽でなければいけません。駅やバス停から遠い場所にあると、暑い日も寒い日も雨の日も、台風の日も、長時間歩く必要があるので大変です。

また、あなたの自宅からバスや電車を乗り継がなければいけない場合も、面倒ですよね。

車通勤OKの病院は、無料駐車場があるかどうかを確認しておくと良いでしょう。通勤は毎日のことですから、きちんとこだわる必要があります。

片道30分の違いだと、往復で1時間。月20日勤務とすると1ヶ月で20時間も違うのです。通勤は楽か、無理なく通えるかは、必ず確認してください。

やりたい仕事ができる

働きやすい病院を選ぶためには、やりたい仕事ができるかどうかも大切です。例えば、本当は急性期看護がやりたいけれど、条件面が良いから療養型病院を選んだら、後々後悔することになるでしょう。

急性期病院を選ぶ場合は、希望した部署や診療科に配属されるかも大切です。興味がある科=働きやすい科ですので、配属希望が叶うかどうかは、とても大切なのです。

独身者と既婚者の割合

働きやすい病院を探すなら、独身者と既婚者の割合もチェックしておきましょう。

独身の看護師にとっては、あまり既婚者が多いと、雑用や夜勤回数などで独身看護師にしわ寄せが来るので、既婚者が多すぎると、働きにくいと感じるかもしれません。

でも、既婚者が全くいないというのも問題です。既婚者がいない職場は、結婚したら家事や育児と仕事を両立できないという証拠ですので、将来結婚したいと考えている独身看護師は、その職場では長く働けない可能性が高いです。

既婚の看護師は、独身看護師よりも既婚看護師が多い職場の方が働きやすいでしょう。結婚しながら看護師の仕事を続ける苦労は、独身看護師にはわかりません。子育てと仕事との両立の理解度も違います。

そのため、既婚看護師は、既婚の看護師の割合が多い病院の方が働きやすい病院と言えるのです。

看護師が働きやすい病院を探すなら、病院以外の選択肢も考えて!

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看護師が働きやすい病院を探すなら、病院以外の選択肢を考えるのも良いのではないでしょうか?あなたはなぜ「病院」にこだわっているのですか?

病院以外にも看護師の職場はたくさんあります。クリニックや訪問看護ステーション、介護施設、デイサービス、健診センター、一般企業などなど、病院だけが看護師の職場ではありません。

あなたがもし「働きやすさ」を求めているなら、病院だけに転職先を絞り込まず、病院以外の上記の職場も選択肢に入れたほうが、よりあなたが理想とする働きやすい職場を見つけられる可能性が高くなります。

病院は基本的に忙しいですし、病棟に配属されれば、夜勤に入るのが普通です。でも、病院以外なら、病院勤務よりももっと体力的にも精神的にもゆとりを持って働けるところがあります。

また、完全に日勤のみで働ける職場もあります。日勤のみでも病棟で夜勤をしているのと同じくらい、またはそれ以上稼げる職場もあります。スキルアップできる職場もあります。

だから、働きやすい病院を探しているなら、あえて病院だけにこだわらず、病院以外の職場の選択肢も考えて、転職先を探してみると良いと思います。

看護師が働きやすい病院を探すなら、看護師転職支援サイトを利用すると簡単!

看護師が働きやすい病院を探すなら、看護師転職支援サイトを利用することをおすすめします。

看護師転職支援サイトを使えば、転職コンサルタントがあなたに代わって働きやすい病院を探してくれます。

転職コンサルタントは、働きやすい病院評価の認証を受けている病院と似たような条件の病院をピックアップしてくれるのはもちろんですが、あなたの希望条件を聞きながら、それを満たす病院を探してくれるのです。

自分1人で5つの手順をすべて行うのは大変ですし、すべてを調べることは不可能ですから、看護師転職支援サイトのような便利なサービスを使うと、転職活動がはかどります。

また、病院以外の職場の中からも、働きやすい職場を探してくれるので、本当にあなたにとって働きやすい病院・職場を見つけることができますよ。

 

 

まとめ

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看護師が働きやすい病院についてまとめましたが、いかがでしたか?どんな病院が働きやすいかは、1人1人違います。

だから、あなたは自己分析をして、あなたに合った働きやすい病院を選ぶようにしてください。また、病院以外の職場を選択肢に入れるのも良いとも思います。

働きやすい病院・職場を探すなら、看護師転職支援サイトを使うと良いでしょう。看護師転職支援サイトでは、転職コンサルタントが働きやすい病院探しを手伝ってくれます。

働きやすい病院に転職するなら、看護師転職支援サイトを使うのが一番確実な方法と言えるでしょう。

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この記事は、この2人が分担して執筆・監修しています

杉村夏美(すぎむら なつみ)33歳 女性

職業:看護師専門転職コンサルタント

普段は看護師専門の転職コンサルタントとして働いていますが、看護師の転職に関するいろいろな情報を提供したいと思い、 協力関係にある「なーすのきもち」で記事を書かせていただくことになりました。

看護師の転職コンサルタントとしての知識や経験だけでなく、働くママとしての立場からも、看護師の皆さんへ転職に関する 情報提供やアドバイスができればと思っています。

太田 博(おおた ひろし)36歳 男性

職業:看護師専門転職コンサルタント

「なーすのきもち」運営会社様とは協力関係にあり、より実態に即した正確な情報を発信する為、テーマ毎に転職コンサルタ ントの視点での記事を書き、提供しております。

転職に失敗して負のループに陥らない為にも、なるべく多くの正確な情報を提供していきたいと思いますので 今後ともよろしくお願い致します。

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