看護師の夜勤人数はどんな感じになっているんだろう？

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更新：2023/03/29

看護師の夜勤は人数がどのようになっているのでしょうか？人数と言うと、看護師の人数に目が行きがちですが、夜勤の場合は特にベッド数なども関係してきます。

この記事の内容はこれ！

看護師の夜勤人数についての豆知識

看護師の夜勤は人数によっていろいろと変わってきます。忙しさや仕事内容など、看護師1人違うだけで全く違うんですよね。

しかし、夜勤時の人数に関しては、看護師数だけではありません。他のスタッフの数もありますし、受け持ちの患者数もあります。その点を含めてちょっとした情報を提供します。

看護師の人数は、1人体制、2人体制、3人体制のいずれかになることがほとんどです。看護師が1人体制なのは療養型病棟が多いですね。

2人体制の病棟というのは、一般急性期病棟で看護配置基準10:1よりも低いところです。そして、3人体制というのは看護配置基準7:1以上の一般急性期病棟ですね。ここまでは皆さんある程度知っていると思います。

では、この中で病棟内のスタッフ数はどこが一番少ないのでしょうか？ここには書いていませんが、療養型病棟には介護職が2人配置されていることが多いです。

よって、一般急性期病棟の2人体制が最も配置された職員数は少なくなっており、急変や急患が多い時には、他の病棟から応援が駆けつけたりします。

1病棟辺りのベッド数はMAX50床となっていますが、50床に設定している病院はほとんどありません。大体40床台の半ばから前半ですね。その中で最も1病棟のベッド数が多いのが療養型病棟です。48床前後に設定されていることが多いですね。

療養型病棟は、急変などが少ないため、1病棟のベッド数が多くても問題ないかもしれませんが、夜勤時の作業は増えます。おむつ交換などですね。よって肉体的にはきつい仕事になると言えるでしょう。

夜勤に関しては1病棟のベッド数と稼働率、そして看護師数のバランスが重要になってきます。いくら看護師数が多くても、ベッド数が多かったり、稼働率が高かったりすると忙しい夜勤になりやすいです。

また、急患が多い病院になってくると、ベッドの稼働率が100％になっている方が楽かもしれません。これは飲食店の満席と一緒ですね。もうこれ以上入らないため、その状態であれば楽なのです。このような、いろいろな情報をもとに、どの夜勤が自分に向いているかを考えて就職することが大切です。

看護師の夜勤は人数分析と仕事内容を合わせて考えていくことが大切です。そして、自分にとってどういった病棟の夜勤が向いているのかを考えましょう。

療養型病棟は看護師の数は少ないですが、それ程バタバタすることはありません。ベッド数は多いですが、広く浅く情報を把握しておけば問題ないです。

こういったことから、ベテラン看護師に向いている夜勤だと言えますね。経験による状況判断ができ、的確な指示を介護職に出すこともできるでしょう。また、何かあった時の医師への連絡も慣れているので大丈夫ですよね。

一般急性期病棟は2人夜勤と3人夜勤で分かれます。2人夜勤の一般急性期病棟では、2人で仕事をするため、てきぱきとした看護師でないと、精神的にもきついケースが多くなります。

また、3人夜勤の場合は、リーダーシップが取れる看護師が1人必要です。もし、経験が豊富であった時に、そういった夜勤のリーダー的な役割になる可能性があります。

もちろん、2人夜勤でもリーダーはありますが、2人と3人では随分と違いがありますので、向き不向きがあると思います。

自分ではいくら考えてもよく分からない、そういったこともあるでしょう。そんな時は、看護師転職支援サイトに、どんな夜勤の病棟で働きたいかを相談しましょう。

夜勤の仕事内容や希望する雰囲気などを伝えると、どういった夜勤が良いのかを一緒に考えてくれます。自分1人で考えるよりも早くに見つかるかもしれません。

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